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国際教養コース

国際教養コース生、京都・奈良研修へ②

今回のブログでは、前回に続き3年振りに実施された京都・奈良研修の後半②についてまとめます。

3日目の9月13日午前は「自由観光企画」と題して、事前学習で学生自身が選んだ観光地を訪問しました。

訪問先は寺社仏閣、博物館等が人気で、自身の卒業論文・卒業研修に活かしたいという学生が多かったです。

  

 

午後は京都市内最古の能楽堂である大江能楽堂を会場に「能楽講義・実習」を実施しました。
講師はお能のシテ形(主役)、橋本忠樹先生です。

橋本先生からはお能の歴史、お能の演目、能面や装束、伝統文化継承の意義と難しさなど、様々な観点からお話しいただきました。

実習では参加学生全員が能面を付けさせていただきました!
能面を付けた際の視野の狭さや、舞台上の柱の重要性などを体験させていただきました。
また1名の学生は装束を着用させていただくという貴重な体験をしました。

 

最終日の9月14日午前は朝食後に奈良に移動し、仏師の吉水快聞先生による「仏像解説散策」を実施しました。

興福寺、東大寺の様々な仏像を、仏師・僧侶の視点から細かく解説いただきました。
奈良市には大変貴重な仏像が多く残っている為、有意義な経験となりました。

 

午後は京都市内に戻り、本研修最後の行程である「仏具業界についての講義と木箱作り」でした。

浄土宗総本山知恩院様のお膝元に位置する大西法衣仏具店社長の大西様より仏具業界についてお話をいただきました。

京都市は伝統工芸が盛んな街ですが、仏具作りもその一つです。
各工程が分業により進められ仏具が完成する様子など、大変興味深いお話を伺いました。

実習では、40年以上仏具作りをされている職人さんのご指導により、木箱作りを行いました。
学生達はとても真剣にデザインを描き、木箱を作っていました。
手作りの木箱はお土産にいただきました。

以上、京都・奈良研修についてのまとめでした。

本研修が沢山の関係者の方々のお陰で、無事に実施できましたことを嬉しく思います。
ご協力いただきましたみなさま、ありがとうございました。

文責:野村島弘美

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