学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

こども文化・ビジネスコース

こどもコースのワークショップ授業⑤

今回で、今年度のこどもコースのワークショップ授業(2年生:こども遊び創造)紹介は終わりです。

今回紹介する授業では、児童劇団としては国内の老舗とも言える「劇団風の子」でワークショップを担当している大森さんと大間さんを講師にお招きし、秋学期最後の大テーマ「動きと身体」に臨みました。

このワークショップは3時限ぶち抜き、延べ270分に亘って行なわれていますが、その長さを感じさせないようなアップテンポで次々とシーンが移っていきます。

即興に次ぐ即興。学生も疲れますが、その妙な高揚感が大事な要素です。

 

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大学で最も広いオープンスペースである礼拝堂。

 

そこで、このワークショップは毎回行なわれました。講師の大森さんから、この時間の持ち方、狙いについて話を聞きます。

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まずは身体のリラックス。お互いにかるーくマッサージ。身体の緊張を解くことで、心の緊張をほぐしていきます。

 

でも、この学生は講師の大森さんに見本にされて、実はやや緊張したかもしれません。

DSCF7868.JPG チームに分かれ、講師の大間さんの出題するテーマを、それぞれが自分の役どころをつかんで全員で表現していきます。
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このとき、チームによる相談はほとんどありません。

ひとつの言葉から連想する表現を、互いの動きからつかんでいくのです。

相当レベルが高い課題です。

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大正大学の学生は、もちろん美術や音楽、演劇を学んできているわけではありません。

けれど、最後には、ここまで表現できるんだと思わせるレベルにまで自分を開いていくことができました。この「自己開示」こそ、こどもとやり取りする上で欠かせない感性なのです。

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