クリエイティブライティングコース

【光とことばフェス】「ねぷた」製作最終日。そして点灯式

　ついに来た「ねぷた」製作最終日。「光とことばのフェスティバル WEST SUGAMO ねぷた祭２０１０」の当日です。しかし、朝の段階で完成したのは１チームもありません。

　今回の目標のひとつは「全チームの完成！」です。しかし、お昼のリーダー会議では、「出来ないかもしれない」との報告するチームもあったのです。そして運命の１７時がやって来ました。
　遅れていたチームも応援メンバーの助けを得るなど、グループの力とアタマ、ねばりと集中力を見事に発揮して、ゴールに到達することができたのです。
　これには教員、関係スタッフ一同、ほんとうに胸をなで下ろすことができました。

　もう、あとは点灯式を待つばかりです。６時１５分。薄暮の中で点灯式のスタートです。
　司会進行は表現学部の大平雅美先生。ゲストには、この「ねぷた」製作の元祖である京都造形芸術大学の榎本了壱教授、表現学部客員教授で俳優の西村雅彦さんも参加するという豪華メンバーによるイベントとなりました。

　この点灯式、大きな宣伝などしなかったのですが、会場となった大正大学構内は、ピーク時歩くのもやっとという盛況となりました。

　大正大学名物・銀杏並木に行灯が灯り、校内には各所に設置された「ねぷた」に火が灯ると大きな歓声が上がります。感極まって涙する学生もいます。ほんとうに苦しかったこの製作の九日間、そして、ほんとうに嬉しい完成のときを迎えました。