学部・大学院FACULTY TAISHO
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クリエイティブライティングコース
「今和次郎 採集講義」展
前回、このブログで紹介した国会図書館の「ビジュアル雑誌の明治・大正・昭和」は終了してしまいましたが、この春、編集系の学生にぜひ観てもらいたい展覧会をがもうひとつあります。それが『「今和次郎 採集講義」展』です。
今和次郎は、大正から昭和にかけて活躍した建築家で、早稲田大学理工学部建築科で長く教鞭をとっています。その一方で、民家研究、デザイナーとしても才能も発揮し、人々の衣装や生活の変化を採集(観察し、記録する)し分析する「考現学(こうげんがく)」の創始者として知られています。考現学は考古学の反語として発想されていますが、今風に言えばトレンド・ウォッチといえるかもしれません(ちょっと軽いか?)。「時代をいかに捉えて表現するのか?」というのは、編集者にとっても、大きな課題ですが、それを軽やかな発想と視点、イラストと図解で試みています。その姿を実物で確認してほしいと思います。
『「今和次郎 採取講義」展』は3月25日まで。一般500円、大学・高校生は入場料300円。招待券が若干あるので、行きたい人は、表現文化学科のコンシェルジュカウンターまで。
(大島)