学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

クリエイティブライティングコース

「光とことばのフェスティバル2012」報告(1)

春学期のワークショップⅡ、7月23日から始まった実作製作と続いてきた「ねぷた造り」も8月2日の「光とことばのフェスティバル」で大団円。翌日の8月3日には学内のねぷたを解体しました。いまは三号館1階に1体のねぷたが残されただけです。

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8月2日、木曜日。この日も肌を焼く厳しい日差しの中、ねぷた完成に向けての作業がつづけられました。昨年に比べるとぎりぎりまで製作の作業が続いていたグループが多かったのは、日程変更の影響と夏真っ盛りの熱波の影響があったのだと思います。それでも、夕方5時の製作終了時間には全基完成。毎年、ラストスパートに見せる奮闘には、驚かさせられます。
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今年初めて行われる「巣鴨地蔵通りお練り」では各班からメンバーが集められ、3時から準備開始をしていました。「光とことばのフェスティバル2012」はここから始まっていました。そして、お練り行列が夕刻6時、大学を出発。正門前に集まったみんなに見送られ、まずは巣鴨地蔵通り入口の真性寺を目指します。途中、街行く人たちにチラシや声掛けをして、7時から始まる大学での「光とことばのフェスティバル」を案内して回りました。
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例年、土曜日だった開催が本日に変わったことを知らない地元の方々もいらっしゃって、「ねぷた、今日なの」と驚かれたりもしました。6時を過ぎ、交通規制を解かれた巣鴨地蔵通りに入ったお練りは、無事、大学まで到着。この名所を彩る新たなワンシーンとなっていました。
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一方、お練りと並行して、大学三号館前のイベント会場では、書道部1年生による書道パフォーマンスが行われ、渡邊直樹先生の尺八演奏をバックに、全身を使った筆裁きで豪快に「希望」「ねぷた祭り にぎやか 夏の日」を書き上げました。
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書道パフォーマンスが終わるころ、大学にお練り隊が到着。大歓声をもって迎えられる中、いよいよ7時過ぎ、「光とことばのフェスティバル2012」が始まりました。謎の海外アーティストと本学ジャズ研究会のセッション、三年生有志によるAKB48の熱唱と、祭の熱気がさらにたかまります。
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そして、一年生代表による開会宣言。続く、フェスティバル委員長の渡邊先生による点灯宣言で、大学内のねぷた、ことばのロードの灯籠に、一斉に光が入ります。それまで、すべての明かりを消して、暗闇に包まれていた空間に忽然と姿を現した光のオブジェの数々に会場内の一同、オーと感嘆のため息がもれました。
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(続く)
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