学部・大学院FACULTY TAISHO
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クリエイティブライティングコース
H25年度、CW編集3年生の雑誌を紹介(1)
平成25年度CW編集の3年生が春秋のワークショップを使って編集した雑誌を紹介します。今年度はグループによる14点の雑誌が出来上がりました。春学期(ワークショップⅤ)の企画から取材・撮影を経て、秋学期(ワークショップⅥ)での記事執筆、デザイン、InDesignによるDTPデータ作成、印刷、製本まで、春・冬学期をまたいでの雑誌制作の成果です。仕様はA4版、だいたい24ページでオールカラーです。
まずは7冊、順に簡単にご紹介したいと思います。
「find」
就活をテーマにした雑誌で、美容師、SE、写真家、アートディレクター、ギャラリスト、演出家……といった、様々な職業の方にインタビュー。また、IT企業「サイバーエージェント」に取材し、その仕事現場の実態に迫るなど、自らがこれから挑む「仕事」の世界を多彩に記事化しています。
※「find」を下記リンクよりご覧いただけます。
この雑誌はVOYAGER社のRomancerを使用して電子雑誌化しました。
このリンクは予告なしに使用できなくなる場合があります。
「tocotoco」
「映画の舞台に出かけよう」を合い言葉に、スタジオジブリ作品に絞って、作品の舞台になった場所を紹介する一冊。「耳をすませば」の東京都多摩市の聖蹟桜ヶ丘、「千と千尋の神隠し」の江戸東京たてもの園、「コクリコ坂から」の横浜をメインに現地取材した特集は、この雑誌を持って出かけたくなる出来映え。
「GIRLYGIRLY」
同世代の女性に向けて「女子」ライフの楽しさを満喫するためのライフマガジン。楽しげな「女子」ライフが誌面にあふれていますが、制作する側は、ファッション写真1枚を撮るにしても、モデル探しや服集めと大変な作業です。表紙モデルも雑誌コンセプトをぴったりと表現しています。
「女の子図鑑」
不思議な雰囲気をもったシンプルな表紙だが、中を開くと過剰ともいえるビジュアルとデザインに圧倒される個性的な雑誌。テーマは、アイドルとオルチャン(韓国発、最高のかわいい顔のアイドル)、コスプレ。それもかなりとんがった編集で読者を置いてきぼりにするかも。「進撃の巨人」の顔コスプレ・Roma氏のインタビューも収録。
「MUSIC SELLAR」
これからの音楽シーンをひっくり返すかもしれないインディーズバンドを紹介。特集(1)では「Eggs Hunt」「Reeky peaky」「Lamp in terren」「みなしご」を紹介。迫力あるステージ写真もこの雑誌の魅力。特集(2)の聖飢魔IIのコピーバンド「不死魔Ⅱ」のレポートも楽しい。
「KAGUYA」
二次元ザブカル雑誌。大特集は「アニメ・ライトノベルの聖地」で「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」の秩父、「半分の月がのぼる空」の伊勢、「ガールズ&パンツァー」の大洗を取材。ファンにはよくわかるうれしい記事。表紙イラストはオリジナルで雑誌の特徴がよく出ている。
「Rip Lip」
ライフスタイル&カルチャーマガジン。極日常的な「座る」をテーマを想像力豊かに添加した記事が魅力。埼玉県立美術館に取材した、世界の名チェアーを各ページに配して、こんな椅子にゆったりと座りながらこの雑誌を広げると、座り心地も倍増しそう。
※以下は(2)に続きます。