学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

文化財・考古学コース

講義紹介 考古学実習A「トータルステーション」の回:後編

 

 今回は「考古学実習A」の講義紹介、後編になります。

前編はこちらからどうぞ!



 [講義の様子]

 考古学実習Aでは、毎授業ごとにリアクションペーパー(学生が提出する記名感想用紙)が課されるため、先生は実技後の学生の直接の声を聞くことができます。実は考古学実習Aは毎回、前回の振り返りから始まって、今回の作業説明となります。

 講義が終わると学生は班に別れ、必要道具をそれぞれが持って出ていきます。


     
            (事前配布のレジュメ、ホワイトボードの板書どちらも使い解説します)


[実技の様子]

 雨のおかげか土の柔らかい状態が想定された場面での実習ができました。今回は地形調査や遺構の記録をするための、地面に測量用の1m方眼を設定する作業を行います。

 ここでも学生の自主性が光り、記録係や機材の準備係などに分かれて足りない備品があればすぐに対応していました。

      
    (画面左、遺構の記録担当はスタンバイ中)     (“トラ”のレーザーを反射させ距離を図ります)

 今回の作業の中心となるレーザーでの角度と距離の計測では、自分たちの状況や対応の内容を先生に伝えながら、上手く進まないときの打開策も積極的に提案をしていました。

 先生も、しっかりと意思疎通に努め、改善点について意見交換していました。

              
               (冨井先生に“トラ”の指導を受ける学生たち)

 

 道具を使った実習は、教員指導のもとトラ以外にも様々な器機を用いて行います。

授業ごとに別々の器機をピックアップし、また授業内では測量時のポジションも変えつつ行うため、測量全般に対する知識と技術を着実に身につけている様子でした。

 そして授業後にはリアクションペーパーを提出します。

 

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