国際文化コース

授業点描③

カルチュラルスタディーズコース2年生が受講している「異文化研究の発展ⅡA」の授業風景を紹介します。

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担当はシャウマン先生、絵本を記号論、意味論、イメージ論などの理論を使って分析します。

この日のテーマは「大人のWabi-Sabiと子どものWabi Sabi」。英語の絵本です。しかも絵本に出てくるのは猫・・・猫の「わびさび」って？　学生たちの興味がぐっと高まります。

韓国からの留学生もいっしょに授業を受けています。文化的背景が違えば、同じものを分析しても異なる視点が生まれます。留学生との意見交換は文化研究の視野を広げるチャンスです

 シャウマン先生の解説を聞き、絵本へのアプローチを知り、そこから文化的なディスカッションが広がります。何気なく眺めていたものが、さまざまな意味をもつことに気づき、絵本研究の奥深さに触れる瞬間、学生たちのアカデミックな好奇心が動き始めます。知らなかったことを知る、気づかなかったことに気づく、これがカルチュラルスタディーズコースの大切な積み重ねです。新しい視点、新しい考察の小さな積み重ねが、やがて大きなテーマの発見につながります。

絵本ってすごいでしょう！　♪♪♪♪♪