学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

国際文化コース

「カルスタ進歩ジウム」通信①

  大正大学教育推進プログラムによるカルチュラルスタディーズコースの「シンポジウム」を1月28日に開催いたしました。006.JPG

このシンポジウムは、ほとんどすべてを学生が企画・運営しました。企画を練り、リハーサルを重ね、余念のない準備をし、当日も受け付け、司会、タイムキープ、記録、あらゆる役割を学生自身が担いました。コース所属の教員も全員参加しましたが、質問をしたり、コメントをしたり、ゆっくりとシンポジストの発表に耳を傾け、ディスカッションに参加することができました。中心となった2年生企画委員たちの力に驚くととも、学生たちがゼミや学年を超えて協力する姿に、頼もしさを感じました。

10時半に開会し、昼食をはさんで、午後の部を4時半に閉会しました。そのあとも、企画・運営にあたった学生たちは残り、記憶の新鮮なうちにと、反省会をいたしました。学生たちの最終グループが後片付けのすべてを終えて大学を出たのは夜の9時前でした。傍らで聞いていると、教員のほうがはらはらするような率直な反省の言葉が飛び交います。批判の言葉もきちんと発し、受けとめられるようになった学生たちのたくましさには、心が震えるほど感動しました。

建設的な意見を交わし、学生たちはすでに来年度、次の機会へと心を馳せています。カルチュラルスタディーズコースは、誕生してまだ2年の若いコースですが、学生たち自らの努力と挑戦によって、「伝統」のたしかな一歩を踏み出したことを確信します。016.JPG

Bravo! 学生たちの奮闘を讃えます。

そして、ご参加くださったご父兄の方たち、他コースの学生さんや先生方、そして学務支援課の方々に心から感謝申し上げます。

シンポジウムでの発表やディスカッションの中身は、これから数回にわけて「カルスタ進歩ジウム通信」でご紹介いたします。

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