学部・大学院FACULTY TAISHO
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国際文化コース
論文集「私たちのカルスタ」完成!①
カルチュラルスタディーズコースの教育推進プログラムには「学生たちの手でシンポジウムを企画し、開催しよう」と「学生たちの手で自分たちの一年間の集大成として論文集を編纂しよう」という2本の柱があります。シンポジウムは「カルスタ進歩ジウム」として1月28日に開催、そして今日、もうひとつの目標である論文集が「私たちのカルスタ」と題して完成しました。
見本刷りをしてもらったところですが、こうして冊子になってみると、学生一人ひとりの学びが成果として結実したことを実感します。
印刷されて世に出れば、たとえ学生の書いたものでも、論文は一人歩きを始めます。厳しい評価があるかもしれません。が、さらに成長するためには、批判されることも必要なことです。発信すること、そしてそこに議論を起こすこと、そして自分の見解をさらに磨き、視野を広げ、考察を深めること、論文集を次の歩みへの足場として、さらに研鑽をつみたいと願っています。
論文集完成に寄せて、星川啓慈先生がメッセージを下さいました。星川先生は論文集編集のアドバイザーとして、学生たちの自主性を尊重しつつ、学術的な立場から、ずっと学生たちの活動を見守ってくださいました。
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カルスタの論文集「私たちのカルスタ」のこと
星川啓慈
先回は、カルスタのシンポジウムについて書いたけど、今回は、カルスタのみんなが一丸となって出してくれた論文集「私たちのカルスタ・第1号」について一言述べたい。
本当に大変な編集作業を、企画委員や運営委員の人たちを中心に、カルスタのみんながやってくれた!
今回の論文集の発刊でもっとも素晴らしいことは、何と言っても、1年生と2年生の51名すべての人たちが原稿を提出してくれたことだね! たいていの場合は、書かない人が出てくるのだから。それだけ、カルスタのみんなは1つの目標に向けてまとまった、ということだ。このことは、論文集に先立つ「カルスタ進歩ジウム」と一緒になって、今後のカルスタの大きな財産になるに違いない。
企画委員や運営委員の人たちのエネルギーは凄い。51編のミニ論文を1つにまとめたり、校正したり、レイアウトしたり、形式を整えたり、表紙をデザインしたり…。その結果、なかなかステキな論文集ができた。写真を見てほしい。総頁数は158頁という、ずっしりと重い論文集だ。
印刷をお願いした「ティー・マップ」に原稿とPDFファイルを出した時の本多さんは、「大きな仕事をみんなでやり遂げた」という達成感で一杯だったことだろうね…。
学生諸君とともに、われわれ教員も心から論集の完成を喜びたい――おめでとう!
次回は、論文集の企画・編集に携わった人たちが、論文集の内容について、紹介してくれる予定になっています。カルスタのブログを見てくれているみなさん、楽しみに待ちましょう。
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