学部・大学院FACULTY TAISHO
国際文化コース
カルスタ、あれこれ――ブログ終了 & 新企画
「カルスタ、あれこれ」終了のお知らせ
カルチュラルスタディーズ所属の学生の皆さんに、「さまざまな文化を多種多様な視点から学んでもらうこと」を後押しするような意図で、「カルスタ、あれこれ」を連載しはじめました。そして、このブログは前回で23回目を迎えました。今後もこのような路線で「あらゆるジャンルを駆け巡る」予定でしたが、今回をもって、終了いたします。その理由は、上記の目的がほぼ達成されたからです。
長い間のご愛読、心から感謝いたします。
新企画「戦争と文化」について
カルスタの授業では「戦争」についても講義しています。次回からは、これまで何度か書いた「戦争」を主題的に取り上げ、「戦争と文化」という新企画で連載します。
戦争というのは、あらためて考えてみると、実に多くの要素をふくんでいます。政治や科学・技術の発達はもちろんのこと、憎しみ、悲しみ、悲惨、勇気、栄光、友情、和解、殺人、戦友、家族、人間関係、経済、民族、宗教、医療、運、天候、地理、作戦、戦略、絵画、音楽、文学、建築、ファッション…。つまり、戦争は人文・自然・社会という3つの学問領域のすべてに深くかかわる、ということです。そして、文化は戦争のあらゆる面に複雑に絡んでいますから、カルスタの学生の皆さんにとっても、また、一般の読者の方々にとっても、興味あるテーマだと思います。
インターネットでは、戦略・戦術などの領域がさかんに論じられているようですが、そうした傾向とは異なる視点から、連載したいと思っています。
次回にアップする、日本に原爆を落としたティベッツ機長(以前のブログに登場したのを覚えていますか?)についての話を、「戦争と文化」の「第6回」として、7月1日にアップします。同時に、太平洋戦争中の日本のエースパイロットである坂井三郎のことも紹介し、2人のエピソードについても書きたいと思います。
そして、これまで「カルスタ、あれこれ」で書いてきた戦争関係の5つのブログを、「戦争と文化」の第1回目から第5回目のブログとします。その理由は、今後「戦争と文化」の第6回目以降を読んでくれた読者が、アーカイブにアクセスできるようにするためです。ご理解のほどをお願いいたします。
おわりに
アップは年間を通じて、これまで通りです。つまり、夏休みも冬休みも関係なく、毎月1日とします。
星川啓慈