学部・大学院FACULTY TAISHO
国際文化コース
オープンキャンパス「学び場体験」
8月25日、26日とたくさんの受験生にオープンキャンパスにご来場いただきました。
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8月26日は、コースの説明と模擬授業、といういつもの企画とは趣向を変えて、「学び場体験」。カルチュラルスタディーズコースのほとんどの授業は7号館で行われていますが、「学び場体験」では、ゼミの行われる1号館にご案内しました。
模擬授業やコースの説明は、大部分を教員が担ってきましたが、「学び場体験」は、カルチュラルスタディーズコースの2年生、3年生がほぼすべての案内と説明をしました。いつも自分たちの使っている部屋を紹介し、それぞれのゼミでどのような活動をしているか、その内容を説明してくれました。
受験生との出会いも楽しい一日でしたが、上級生の学生たちの活躍ぶりも、とても嬉しく思いました。
1号館は、できたての3号館のように「ピカピカ」ではありませんが、大切に使われてきた建物です。1階、2階、3階には大正大学の中枢部がある本部棟の最上階!(といっても5階ですが・・・)。伝統ある大正大学の車寄せを再現して建てられた正門も、すぐそこです。
大学の研究室に、皆さんはどんなイメージをお持ちでしょう。テレビドラマや映画に描かれる大学の研究室は、なんだかMessy! いろいろなものが無秩序に置かれて、本も無造作に積まれていて、けっして整理整頓はされていない状態ですよね。
カルチュラルスタディーズコースの研究室は、そこまで・・・いきません。ゼミのあるとき、学生が集まって相談するとき、学生たちに開放しています。もちろん、あくまで学びの空間、おしゃれな喫茶店とはちがいますが、それなりにきれいに、居心地のよい空間です。
そんな普段の研究室の様子を見ていただけましたでしょうか。
そのあと、受験生と上級生が3つのグループに分かれて、模擬ディスカッションをしました。カルチュラルスタディーズコースでは、たがいに意見をいい、そのなかから自分の意見を「発見」していくことを、授業やゼミで行っています。ディスカッションはディベートではありませんから、攻撃的である必要はありません。相手の意見を尊重しつつ、自分が考えていること、気づいたことを、言葉でわかりやすく説明し、自分の意見に共感をしてもらう、というのは、コミュニケーションの技術の要ることです。
8月26日の模擬ディスカッションのテーマは「オリンピック」。7月29日の学び場体験でも、模擬ディスカッションをいたしましたが、そのときのテーマは「私と情報」。受験生の皆さんの身近なことを話題にして、カルチュラルスタディーズコースの上級生とディスカッションを体験していただきたいと考えたのです。
AO入試を考えていらっしゃる受験生には、2次試験で行われるグループ面接の練習にもなったことと思います。
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受験生の皆さんは、もうすぐ新学期ですね。高校生活を充実させるとともに、それぞれの進路を真剣に考えて、ぜひいい結果を出してください。
大学は9月下旬から秋学期の授業再開です。いまの活気と向上心に磨きをかけ、さらによい「学び場」を学生とともに築いて、皆さんをお待ちしています。オープンキャンパスにご参加いただいた方たちのなかから、カルチュラルスタディーズコースの後輩が生まれることを、上級生たちも心待ちにしています。♪♪♪