学部・大学院FACULTY TAISHO
国際文化コース
書評のご案内
秋学期が始まりました。カルチュラルスタディーズコースの学生たちも、元気な顔でスタートをきりました。1年生も余裕の表情、半年の経験は大きく、自信に満ちています。2年生は秋学期開催のカルチュラルスタディーズコースのシンポジウムに向けて、リーダーシップを発揮しています。3年生は自分の研究テーマの方向性をしっかり固めるとき、4年生は卒業論文の提出を12月に控えています。それぞれの目標を確認して、仲間とともに充実した秋学期を過ごします。
教員も学生に負けず、研究に、執筆活動に励んでいます。自分の書いた本が書評に取り上げられることは、執筆者にとって、とても嬉しいことです。
カルチュラルスタディーズコースの教員の本の書評をご案内します。
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まず、星川啓慈教授の『人はなぜ平和を祈りながら戦うのか?』(共著、並木書房)が日本宗教学会の学会誌『宗教研究』(第380号、2014年9月刊)に掲載されました。一般の人を読者として想定して書かれた本ですが、学会においても注目されています。夏休み中、ガザやウクライナ、ナイジェリア、イラクやシリアなどの状況に心を痛めた人も多いのではないでしょうか。私たちが生きる時代の現実をどのように理解したらいいのかを考えるための起点を用意してくれるご著書です。
書評は大学院比較文化専攻 ならびにラーニングコモンズのブログに転載されていますので、ご覧ください。
比較文化⇒/educatio
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もうひとつ、たかのてるこ先生のご本『ど・スピリチュアル日本旅』が、日本経済新聞の書評欄「あとがきのあと」で取り上げられました。カルチュラルスタディーズコースの学生たちは、今朝の日経朝刊の書評欄の写真を見て、「あ、たかの先生!」と思ったことでしょう。まだ目にしていない人もいるかもしれませんが、人文学科7階で日経新聞の閲覧ができますので、ぜひ読んでください。
たかの先生は多方面に活躍されていますが、東京都協賛のショートショート映画祭のワークショップをご担当されるというニュースも届きました。
http://www.shortshorts.org/cinematravel2014/workshop.html
カルチュラルスタディーズコースの学生に限らず、「旅」「文化」「表現」に関心のある学生さんたち、ぜひふるってご参加くださいとのことです。チラシもいただけることになっていますので、ご興味がありましたら人文学科カルチュラルスディーズコース事務室までお声掛けください。
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実り多い秋学期となるように、学生も教員も、日々研鑽に励みたいと思います。
♪伊藤淑子