学部・大学院FACULTY TAISHO
国際文化コース
カルスタで学ぶ学生たち:1年生の論文集のテーマの紹介
さあ、秋学期のスタートです。それぞれに、飛躍をめざして、気持ちも新たに臨みたいと思います。
ご紹介するのが遅くなりましたが、春学期を振り返って、カルチュラルスタディーズコースに入学してまもないころに1年生が取り組んだ論文集から、タイトルを紹介します。まだ若葉マークの1年生のテーマとしては、多彩で、興味深い着眼点がたくさんそろいました。
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『アーマードコア ヴァーディクトデイ』における戦場・傭兵観
食品サンプルの販売意義
『星の王子さま』におけるおとな像
王道RPGにおいての勇者がおつかいをする意味とは?
エドワード・ゴーリーの作品におけるこどもの意味
絵本『ねこと友だち』のおさかなは友だちか食べ物か
コンビニにおける擬音の役割
ファッションとしての露出
若者と音楽の関係は時代背景に影響される
『ナルニア国物語』のユースチスから見る子どもの成長
『HELLSING』における吸血鬼の描き方と魅力
『進撃の巨人』と災害 ――脅威への意識――
『魔女の宅急便』のキキから見る「魔女」像の変化
ガンパレード・マーチの戦争を何故戦争と呼ぶのか
アニメ『サザエさん』の人物、フク田マスオさんの過去
ファンタジー作品におけるドラゴンの象徴と汎用性
ミュージカル『CATS』のエンターテイメント的要素
『妖怪ウォッチ』はなぜブームを起こすことができたのか
なぜ図書館戦争はここまでヒットしたのか
『美女と野獣』論
二人の救済者の対立
コレットにとっての“男”という存在
シンデレラと奇跡
『モンスターズ・インク』における“ブー”の存在
ヒップホップの復興社会学――共同性の共鳴――
AKB商法の文化的考察
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論文集は、題して、そのまま『はじめての論文集』。
ご興味のある方は、カルチュラルスタディーズコースの閲覧室に置いてありますので、ぜひお寄りください。
♪伊藤淑子