学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

国際文化コース

12月20日「第6回カルスタ進歩ジウム」開催のお知らせ

ごあいさつ

 

 皆さまこんにちは。シンポジウム企画委員2年田中ののかです。1220日に行われるカルチュラルスタディーズコースの学生によるシンポジウム「カルスタ進歩ジウム」のご案内をさせていただきます。

 「カルスタ進歩ジウム」は、シンポジウムのテーマ決めなどの企画立案から運営まで、カルチュラルスタディーズコース12年生が主体となって開催します。シンポジウムに基いた論文集の編集作業も学生が行い、最後には論文集『私たちのカルスタ』を作成します。シンポジストは各学年からの代表ですが、そこでの議論をもとに、それぞれが自分自身のテーマを発展させ、その考察を論文集で発表します。1220日に行われるシンポジウムでは、シンポジストは自身の考察をパワーポイントで発表し、効果的なプレゼンテーションのスキル習得も目指します。アカデミックな考察と、視覚的な工夫と、学生たちの等身大の興味関心を重ね合わせ、楽しく刺激的な議論を展開したいと考えています。

 

 今年度のテーマは「対立」と「成長・進化」です。なぜこの2つがテーマになったのか、ここで説明させていただきます。

「対立」…過去のシンポジウムでも「正義と悪」、「日常と非日常」と対になったテーマが多く取り上げ、シンポジウムでも多くの議論が飛び交い盛り上がりをみせました。そこで、今年は“学生一人一人が感じるさまざまな「対立」をみたい”という企画委員の発案で、このテーマが決まりました。

「成長・進化」…進歩に対する懐疑的な姿勢がある一方で、高度経済成長や科学技術の発展など、私たちが生きていくなかで「進化」を実感として感じることは多々あります。また、過去の論文集でも「子供から大人への成長」、「主人公の成長物語」と「成長」を取り上げた題材が多くみられます。「成長」と「進化」は、“学生が書きやすいテーマ”と判断し、「成長・進化」とまとめテーマにしました。

 

 今年度、シンポジストは12名(そのうち7名が「対立」、5名が「成長・進化」です)とこれまでの最大人数でシンポジウムを行います。発表者の人数が多いということは、つまり例年よりもいっそう内容が濃く、充実したシンポジウムが楽しめることだと期待できます。

 今年度で6年目を迎える「カルスタシンポジウム」の成功を願って、企画委員はじめ、学生一同が一生懸命に準備に取り組んでいます。是非とも1220日、531教室へお越しくださいませ。

                                         田中ののか

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平成27年度カルスタシンポジウム

日時:12月20日(日)

場所:5号館3階 531教室

時間:開場…900分 開始…9時20分

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当日スケジュール

 

開会の言葉

午前発表開始       

テーマ:「対立」

発表者:登松(1年) 加藤(2年) 奥木(1年) 江田(1年) 清水(1年) 斎藤(2年) 野地(2年)

質疑応答

昼食兼PRポスター投票 ※昼食は各自ご持参下さい。

午後発表開始

テーマ:「成長・進化」

発表者:浅川(2年) 池田(1年) 高橋(1年) 野口(2年) 西村(2年)

質疑応答

閉会の言葉

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発表プログラム

対立

人々が白を「善」黒を「悪」と感じてしまうのはなぜか

平成ガメラ三部作からみる人類と自然 ―対立と共存―

ヘヴィメタルとハードコア・パンクの対立とその真実

正義の犬と悪の猫

善と悪から読み解くマンガやライトノベルのヒーロー像

『ミュウツーの逆襲』 対立する生命と存在意義の問いかけ

アニメ『ガッチャマン・クラウズ』で考える善意と悪意の対立について

成長・進化

成長から逃避するピーター・パン

『機動戦士ガンダムAGE』からみる進化・成長

日本のコンピューターゲームの進化

現代に順行する「おひとりさま空間」

青春と高校生


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