学部・大学院FACULTY TAISHO
国際文化コース
「ホラーとファンタジー」の論文集が完成しました
国際文化コースの授業「異文化研究の展開Ⅱ」の論文集が完成しました。
この授業のテーマは「ホラー」と「ファンタジー」、そして「現代」です。
授業内では、ホラー的な物語要素がどのようにファンタジー的な想像力に結びつくのか、さまざまな作品を読み解きながら考察してきました。
学生たちが書いた論文のタイトルをご紹介いたします。
未知とホラーと物語の関係性
『痴人の愛』に見られる「恐怖」
『コララインとボタンの魔女』におけるゴシックホラーとその娯楽化が持つ意義について
『ハムレット』から見るホラーとファンタジー
ティム・バートンの作品からみるロマンチック・ラブ・イデオロギーとホラーの表現
『魔人ドラキュラ』からみる恐怖とファンタジー
「ホラー」の多様性
現代ホラー作品における「鬼ごっこ」という装置の作用について
笑いと恐怖は共存可能か
カフカの『変身』における恐怖
~目をそむきたくなるものとアイデンティティについて~
『バイオハザード』の恐怖の手段
『ガンダムseed』、『フランケンシュタイン』の比較、造られた人の捉えられ方
ジキルとハイドにおけるファンタジー
人型ロボット「ドラえもん」
『コララインとボタンの魔女』の恐怖の仕掛け~ボタンと人形による人間へのアプローチ
吸血鬼をジェンダー的観点からみる
「コララインとボタンの魔女」のボタン
「モンスターと人間の恋愛」
想像力が作るもの
『フリップフラッパーズ』5話と6・7話における「恐怖」の比較
『フランケンシュタイン』と『泣いた赤鬼』の比較
『ローズマリーの赤ちゃん』から考える日常に潜む恐怖
『クトゥルフの呼び声』からみる20世紀アメリカの差別と格差
恐怖を生み出す装置としての建築物–建築物から生まれる恐怖と新たな恐怖について–
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