学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

国際文化コース

人文学科国際文化コースで学ぶこと③ 学びの基礎としての語学の重要性

国際的な視点で現代の文化を分析しようとするとき、なくてはならないものが語学力です。研究しようとしている対象を翻訳によってしか理解することができないのでは、実際の花を見ることなく押し花を見て野に咲く花を想像するようなものだと思うのです。

だから国際文化コースでは、英語コミュニケーションのみならず、文化研究にも、語学が非常に重要なツールだととらえています。もちろん、多くの言語が理解できることは理想ですが、現実的に現在の世界共通語の位置を占めているといえる英語が、もっとも重要なコミュニケーションと情報採集とコミュニケーションの手段であると考えます。

1年生の入学時から卒業するまでの4年間に、十分な英語力を習得し、さらにその力を維持する方法を自分で身につけていることが私たちの目標です。学生の研究テーマによって、英語の取り組みの姿勢に差はありますが、日本のアニメーションを研究していても、それが海外でどのように受容されているのかをたしかめるためにも、英語の力は必須です。

4年間の英語力の向上の柱として、国際文化コースにはWorkshop (English Communication)
があります。1年次から4年次まで、それぞれのセメスター(学期)に計8つのコース(科目)を設けて展開します。次のように、基礎から柔軟性と専門性の高い応用力のある英語力を鍛錬します。

国際文化コースでの学びの基礎になるのが運用力の高い英語力です。ジャーナリズムからエンターテイメント、あるいは小説などの文学まで、さまざまな英語の文字情報を正確に理解できるようになること、文字でも口頭でも自ら英語で発信することができるようになること、さまざまなアクセントで話される英語を聞き取ることができるようになること、総合的な英語力を高めることに努めます。

大学で英語を勉強するのが楽しいのは、目的があるからです。
もちろん、高校までも、それぞれに目的はあったと思いますが、大学で英語を勉強することには、何かを研究したい、何かを追究したい、何かになりたい、など、より具体的な目的がともないます。

学生たち一人ひとりの目的をWorkshop (English Communication)がサポートします。

                       人文学科国際文化コース
                     カルチュラルスタディーズコース

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