学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

国際文化コース

人文学科国際文化コースで学ぶこと⑥

人文学科国際文化コースの学びは多彩です。
コースに所属している教員の専門分野も「文化」と「国際」でゆるやかにつながりながら、関心領域と研究手法はさまざまです。それが国際文化コースの強みであり、特徴です。均質な集団よりも、多様性を調和をもって内包する集団のほうがプロダクティブであることはまちがいありません。

そのような国際文化コースは、もっと研究を極めたいと望む人たちのために、大学院文学研究科宗教学専攻のなかの「言語文化コース」と接続しています。大正大学の学部から進学する人も、他大学から進学する人もいます。学部卒業後にすぐに入学する人も、しばらく社会経験を積んで、それから大学院に入学する人もいます。組織としては宗教学専攻のなかに入っていますが、所属する大学院生も教員も、宗教を研究しているとはかぎりません。「言語文化コース」は、ことば、あるいは文化にかかわることであれば、どのような研究テーマをたてることも可能です。そして人文系の学問において、文化やことばとかかわりをもたない事項はほぼありません。

国際文化コースの教員のほとんどは、大学院「言語文化コース」でも授業や論文指導を担当しています。今回は星川先生のルパン三世『カリオストロの城』を起点とする「
ウィトゲンシュタインにおける宗教と科学・技術との関わりについて」という論文についての大学院のブログへのリンクを紹介します。

https://www.tais.ac.jp/faculty/graduate_school/major_incomparative_culture/blog/20210518/67715/

本年度、大学院の組織の改編があり、「比較文化専攻」と「宗教学専攻」が専攻として一つになりました。
さらに多様性のある研究環境が生まれ、大学院生も日々研鑽に励んでいます。
ぜひ、国際文化コースにつながる大学院として、「言語文化コース(比較文化専攻)」の情報もご覧になってください。学部からさらに大学院につながることが、大学院進学を考えているかどうかにかかわらず、私たち国際文化コースの強みです。専門的な研究の柱と土台があることが、柔軟な学部の学修を支えています。

                            人文学科国際文化コース
                         カルチュラルスタディーズコース
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