学部・大学院FACULTY TAISHO
国際文化コース
【人文学科国際文化コース】1,2年生によるシンポジウムを開催しました。
新年を迎えました。2022年もよろしくお願いいたします。
国際文化コースでは正課のカリキュラムに加えて、自主的な学びを展開するために、学生主導の企画をたくさん実施しています。
その一つが1,2年生のシンポジウムです。
企画委員たちが中心となって、学生たちの協力で開催しました。その報告が届きました。
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2021年12月18日に国際文化コースのシンポジウムを開催いたしました。
コロナ禍ということもあり、昨年に引き続きオンラインでの実施となりました。
昨年までは、国際文化コースの文化を中心に学習する学生を中心に開催されていましたが、今年度からは、英語を中心に学習する学生の参加も必須とし、今まで以上に広い視野の論文が集まりました。どれも素晴らしく、シンポジストの選出に企画委員会は頭を悩ませましたが、以下の4人の論文が代表となり、発表をしました。
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1年生
「「ドラマ×社会問題」は人々にきっかけを与えるか」
「バンクシーをめぐる社会問題」
2年生
「外国語習得の難しさ」
「『パラサイト~半地下の家族~』に見る文化資本」
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どの発表もそれぞれに今まで学んだことが存分に発揮されており、非常に興味深かったです。
また、先生方からの講評では、先生ならではの鋭い視点からの指摘や温かいお言葉をいただくことができ、発表者だけでなく他の学生の新たな気づきや学習のきっかけになったと思います。
今年度もシンポジウムを開催できたこと大変うれしく思っております。今回のシンポジウムが国際文化コースのさらなる発展につながれば幸いです。
最後になりますが、この場を借りてご協力いただいたすべての方々に深く御礼申し上げます。
2年企画委員 島田莉里
以下は企画委員の感想です。
同じ学部なのに関わらず様々なテーマが挙げられていて興味深かったです。M. H.
身近な物事を取り扱っており、興味深い発表内容でした。
これを機に、みなさんの今後の研究に繋がれば良いなと思います。A. W,
学年という壁を超え、各論文とその発表に対しての考えを広げることのできた貴重な時間でした。M. I.
皆さんの発表にそれぞれ大学生活で学んだことを活かされており、とても充実した時間でした。Y. N.
自分では辿り着かなかったような視点からの考察であったり、多種多様なテーマの論文が多くあり、素敵な時間を過ごすことができました。T. W.
身近なテーマが多く取り扱われており、自身の生活とも照らし合わせながらすべて非常に興味深く聞きました。M. K.
普段目にしないテーマで、興味深い内容でした。自身の見聞が広くなった気がしました。C. K.
発表者の話を聞き、自分の論文に対する視野が広がったと考えます。
今回のシンポジウムでは自分の新たな視点を獲得できました。T. O.
今回の皆さんの論文の発表を聞き、自分自身とても勉強になりました。
今後皆さんのような素晴らしい論文を書けるよう努力していきたいと思いました。K. A.
視点のつけ所がとても面白く、皆さんの才能は広大無辺だなと再認識しました。痛いほどの刺激を貰いました。Y. T.
みなさんの発表やテーマを選んだ理由は自分にとって新たな刺激となったと思います。
自分ならではの視点とは何だろうかと見直す良い機会になりました。Y. M.
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まさに学生たちの力を実感したシンポジウムでした。
授業と異なり、すべて学生たちが企画運営を担います。
自主的研究を呼びかけ、成果を集め、ピアチェックを行い、シンポジウムを実施するという一連の仕事を学生たちで実行しています。
教員たちは招待を受けるのですが、多彩なテーマの発表にも、円滑な進行にも、感嘆しました。
1,2年生で経験したことを礎に、3年生、4年生と、ますます力を培い、国際文化コースでの学びがいっそう充実することを期待しています。
人文学科国際文化コース