学部・大学院FACULTY TAISHO
国際文化コース
【人文学科国際文化コース】米国テネシー大学マーティン校(UTM)との異文化交流会を開催
国際文化コースには、異文化交流や異文化コミュニケーション分野に興味があり、将来、海外留学等にも挑戦してみたいと考える学生たちもたくさんいます。2年生の学生たちが主体となり、海外の大学生との異文化交流会を企画し、第1回目はアメリカ南部のテネシー州にあるテネシー大学マーティン校(The University of Tennessee at Martin)で日本語を学ぶ学生たちとの異文化交流会を実施しました。テネシー大学マーティン校は、約6,700人の学生が学ぶ総合州立大学です。
異文化交流会は、アメリカ現地時間の19時30分(日本時間9時30分)から開始し、前半は日本語のみでの会話、後半は英語のみで会話を行いました。同年代の学生たちと共に、映画、若者言葉、スラング、食生活、将来の夢などについて英語と日本語で話すことができ、笑いが溢れる、とても楽しい時間となりました。
異文化交流会を企画した学生たちの感想をご紹介します。
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「伝えたいのに、発音の違いで、彼らに話が伝わらない、話したいことがあるのにどう話せばいいのかわからない、などコミュニケーションを交わす中で沢山もどかしさを感じました。その中で、話を理解しようとする前向きな姿勢と、話を伝えようと努力する姿勢はコミュニケーションを図る上で重要な材料であることに気づきました。今日の交流を経て抱いたもどかしさが、かえって自分に英語を学習するモチベーションにつながった気がします。留学したいという気持ちがより一層強くなりました。」(参加学生Aさん)
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「アメリカの学生と直接、話をすることができて新鮮な体験になった。日本語を学んでいる学生はもちろん日本に興味を持っている人たちだけど、興味を持つきっかけは日本のアニメや漫画、映画などで本当に日本が大好きな人なのだと実感した。 また、自分が持っているアメリカ人のイメージなどは本当にイメージにしかすぎず、色々な考えや価値観がある人がいることも分かった。良い意味でイメージ通りではない人と話せて親近感が湧くような感覚になった。例えばSNSを全く使用していないことや人混みの中ではマスクをつけた方がいいと思っている人がいるということなどで、アメリカ人の100%が毎日遊んでいるとかマスクをつけないと思っていたわけではないけど普段はそういう部分しか見えないのでとても現実を知る感覚になった。実際に話をすることによって様々な面で視野が広がって良かった。」(参加学生Bさん)
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「同世代の母語が英語の人と会話するのはあまり経験がなかったため凄くいい経験になり、刺激になりました。英語で会話する時に相手になかなかうまく伝わりませんでしたが、なんとか会話としては成立している場面もありました。テネシー大学マーティン校の学生の方達が一生懸命日本語を勉強してくれていて、日本を好きでいてくれていることにとても嬉しい気持ちになりました。」(参加学生Cさん)
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「今までネイティブの方と話す機会がなかったのでとてもいい経験になりました。実際に話すと思った以上に言葉の壁がありましたが、それ以上に楽しかったです。テネシー大学マーティン校の皆さん、ありがとうございました!」(参加学生Dさん)
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「自分はプライベートで英会話教室に通っていた経験もあり、正直そこまで身構えずにイベントに参加しました。ところがどうでしょう、以外と話せないものなのですね。やはり慣れている相手と話すのと、初対面の現地の方と話すのとではわけが違いました。自分は留学をしたいという希望があるので、現地の空気感が知れてよかったです。英語学習のモチベーションになりました!」(参加学生Eさん)
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これからもたくさん、国際文化コースならではの楽しい企画をたてていきたいと思います。
人文学科国際文化コース