学部・大学院FACULTY TAISHO
国際文化コース
【人文学科国際文化コース】オンライン留学レポート②
この春に開催されたオンライン留学についての報告が届きました。
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【オンライン語学研修(サザンクロス大学)に参加して】
2週間と限られた期間でしたがオーストラリアの食文化や動物、スラングについて学ぶことができました。食文化ではベジマイト、ラミントン、ミートパイなど日本では馴染みのない食べ物を紹介してもらい他にもウミガメやコアラなど様々な動物の保護活動を積極的に行っていて動物を大切にしている国だとこの研修で初めて知りました。バーチャルホームスティでは朝食の作り方を見せて頂いたり、オーストラリアの町並みを動画で見たりと自宅にいながらオーストラリアに行っているような気分になりました。サザンクロス大学の先生方はとても優しくわからないことがあるとわかるまで説明してくださいました。
オンラインでの留学は自分自身の英語の実力、他の大学の生徒と交流し、オーストラリアの魅力など精神的な疲れ、環境に慣れないことの悩みは抱かず、授業が終わればいつも通りの生活ができる点がメリットだと感じました。気になる国があったら行く前にオンライン留学をしてみると雰囲気がわかるので良いなと思いました。
デメリットもあり2人以上同時に話すと音が聞こえなくなることが多々ありました。ZOOMだとみんなの顔が先生に見える訳ではないので自分から積極的に参加していかないと取り残されてしまうこともあります。
ただこれは、工夫と考え方次第で困ることはないと思います。困ったときは大正大学の事前学習や事後学習などがあったので不安なことがあると相談できたことも良かったです。
交流してみて一番感じたこと勉強になったことは、私自身日本について何も知らなかったことです。オーストラリアの方々はオーストラリアの動物、文化、習慣などについてよく知っていました。ですが、私は聞かれたときに日本の文化や習慣について知らないことが多かったです。国際交流をするにあたって私たちも海外について知りたいと考えているなら外国の方も日本について知りたいことがあると思います。それを「知らない」と会話を終わらせてしまうのは勿体ないことなのだと改めて感じました。今後の課題として英語の実力を向上させながら日本について勉強していきたいと考えています。(横田夏帆)
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オンラインならではのメリットも活かし、国際交流の豊かな体験ができたのも、一生懸命に取り組んだ成果です。
現地に行くのも有益な経験ですが、オンラインで日常生活のなかに国際的空間を体験することも、大きな学びです。
一つの学びから、次の課題、一つの出会いから、さらに広いコミュニケーションへ、国際文化コースの学生たちは学びが広がることを楽しみながら、国際的な視点をさらに磨いています。
人文学科国際文化コース