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「学び」と「実践」を通じた人材育成

国際文化コース

【人文学科国際文化コース】教育実習のご報告

2年次より教職課程で努力を続けてきた4年生が、集大成としての教育実習を終え、2、3年生に体験談を話してくれました。実習の心がまえから、良かった点、困った点、3年生までにしておくことなど後輩の参考になる内容をじっくり話してくれて、終了後も後輩たちから熱心な質問がたくさん出ました。

 

 

 以下は、「教育実習を終えて」の感想です。実習をさせていただいた中学校の先生方と生徒さんたちのおかげで、研究授業では言語習得に有効な様々な活動を取り入れながら、英語だけで堂々と授業をおこなっていました。教員になってもしっかりと活躍してくれることと思います!

 

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 9月5日から15日間、母校の中学校で教育実習を行ってきました。

 私の中で中学生は、思春期で少し冷めているイメージだったのですが、話をしてみると皆とても素直で優しい子たちでした。しかしながら授業中は発言や反応が少なく、話を理解しているのかどうかを計るのに苦労しました。

  授業では文法説明以外はオールイングリッシュで、中学2年生の不定詞、接続詞thatbe going toの授業を合わせて20コマ担当しました。最初の課題は指示の明確化・簡略化で悩みましたが、例えば教科書の本文を音読する際に①Everyone, reading time! Do you have your textbook? Open your textbook to page……というように指示を細分化することで改善することができました。

  授業外では生徒とのコミュニケーションが課題で、クラスの全員と満遍なく話すことができるように毎日休み時間に積極的に話しかけに行くようにしたところ、1日で全員と話すことができる日まで作ることができました。静かな生徒でも話してみると嬉しそうに色々な話を聞かせてくれて、アプローチをすることの大切さを実感しました。

 教育実習の後半には、生徒から「先生のおかげで英語が楽しくなった」と言ってもらえて、全力で頑張ってよかったと感じました。

  今後教育実習を控えている方へ私が言えることは、沢山の失敗を経験するために実習に行こうということです。実習生のうちに色々な挑戦をしてみてください。また、生徒のことを愛らしい、大切だと心から思って関わることで生徒はついてきてくれます。この2点を意識することで教育実習はより意味のあるものになります。

  来年から私は通信制高等学校の教員になるので、教員になってからも生徒を第一に考え、自分自身のスキルも向上させていきたいです。

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学生が自分自身の学びをデザインすることのできる柔軟なカリキュラムが国際文化コースのモットーです。国際文化コースでは、現代文化を研究したり、英語表現やコミュニケーションを研究したり、さまざまな研究の取り組みをするとともに、英語教員としての活躍を目指して、英語はもとより、教授法など教育について学んでいる学生たちもいます。

教育者になりたいという志を貫いて、いよいよ教育の現場で活躍しようとしている学生を誇らしく思います。
これからは教育に携わる者同士として、情報交換したいと思っています。

先輩の力を後輩が受け継ぎ、卒業生の活躍に励まされて、国際文化コースとしての力をますます高めていきたいと思います。
残る学生生活を充実させて、大きな達成感とともに、新たなスタートをきり、存分に活躍してください。
心から応援しています。

                                    
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