【人文学科国際文化コース】人文スーパーゼミ落語企画「落語で学ぶ江戸文化」第2回

国際文化コース

【人文学科国際文化コース】人文スーパーゼミ落語企画「落語で学ぶ江戸文化」第2回

人文スーパーゼミの活動報告が国際文化コース出身で、大学院の比較文化コースで学ぶ大学院生から届きました。

●●●

人文スーパーゼミでは、人文学科の学生が主体となって企画・運営を行っています。2025年2月6日には、特別企画の落語の講演が行われました。本イベントは落語家の立川志らら師匠とガモール志學亭の方々にご協力いただき開催しています。昨年10月に第1回目を行い、その後要望もあり、今回第2回目が行われました。

本イベントは伝統芸能を通じて江戸の文化や風習、題材となった仏教や宗教の知識を学ぶことを目的としています。今回も人文学科教員の村上匡興先生の解説、師匠とのトークセッションがありました。前回は観客の方々から挙手制で質問や感想をいただいていましたが、今回は講演後に質問用紙に記入してもらい、そこから事前に質問を選んで回答する形式にしたことでよりスムーズに進行することができていたと感じます。先生方の解説や対談はいつも白熱し、今回も非常に盛り上がっている様子でした。このように、前回を振り返って、より良い形で次のイベントを進めることも重要であると考えています。また、お客さんは普段から志學亭で落語を聞いている方や落語を好きな方、落語を聞くのが初めてな方など様々ですが、どんな方も楽しむことができるイベントだと思います。志學亭のように噺家の方と距離が近いところで飲食を楽しみながらだったり、細かな解説があったりする講演は珍しく、かつ色々な人が参加しやすいのではないでしょうか。そうした点がこのイベントや、志學亭で行われる講演の醍醐味のひとつとも言えるでしょう。

今回は、1回目落語企画経験者の学生を中心に役割分担を細かく決め、当日までの準備や当日の動きを円滑に進められるよう計画しました。経験者の学生たちが率先して行動することで、お客さんたちが困らずイベントに参加できていたと感じます。今後もより楽しく学びを深める企画や運営をしていけるよう努めていきます。