学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

英語表現・コミュニケーションコース

English Signs

日頃、私たちの身の回りにはたくさんの掲示物や標示があります。日本語が読めない外国人にもわかるようなものも多くあります。

それは私たちが外国に行っても同じです。英コミの在学生にとって一番人気のある留学先の一つがカナダです。昨年約1年間トロントに留学していた学生もこの春帰ってきました。そして、教員である私たちもそんなトロントにこの春休み中、出かけてきました。

そのときの写真です。”SLIPPERY WHEN WET"とあります。文字がなくても、この絵があればすぐわかります。「滑りやすいので注意!」。では、2枚目は?これも問題ないですね。ただ、日本の標示だと「優先席」はPriority Seat になっていることが多いようですが、トロントの地下鉄ではPriority Seatingですね。

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では、3枚目。どうでしょう。何を注意しているのでしょう。写真の下の"Mind the Gap"はもちろん「隙間に注意」です。では、上の方は?「駆け込み乗車」でしょうか。正解です。英語の"DO NOT CHARGE" の chrageには「突進する」という意味があります。現地で生活していれば自然と目にする表現ですが、教科書ではあまり見ませんね。つまり、「駆け込み乗車をしたり、ドアを抑えないでください」ということだったのです。
 
2020年に向けて、日本に来る外国人観光客の増加が見込まれています。私たちの回りの標示も外国人に優しいものでありたいですね。今、英コミの3年生は巣鴨地蔵通り商店街でお店の方たちの要望を聞きながら、英語でのパンフレットや標示を作るプロジェクトに取り組んでいます。それについては、またブログで紹介していきますので、お楽しみに!                                  (岡野 恵)
 
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