学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

アート&エンターテインメントワークコース

業界研究D(演劇)の実践講義報告

 こんにちは。 エンターテインメントビシネスコース一期生の岩下碧です。
 春学期が終わり、夏休みに入りましたが、ここでエンターテインメントビシネスコース3年生の取り組みについてご報告させていただきます。
 業界研究D(演劇)の授業では、劇団文学座の演出家である望月純吉先生の指導のもと、演出や脚本、音響、照明、衣装選びに至るまで、全て自分達で1から作り上げる実践形式の授業を行いました。
 また脚本は全員で意見を出し合いながら作成し、演出においては望月先生にご意見をいただきながら試行錯誤を重ねていきました。 演劇に関しては素人同然の私たちが、役を演じるというのはとても大変なことでした。しかし全員で意見を出し合い、ときに厳しい言葉をかけあってひとつの作品を作り上げたとき、今までとは違った達成感を味わうことができました。
 発表はエンビズの学生を対象に行われました。本番当日の観客席は、エンビズの学生を含めた15人程の大正大学生に来場していただきました。大学の隅で行った小さな発表でしたが、私たちにとってはとても大きな舞台となりました。
 この実践の授業を通して、舞台を1から作り上げる為の計画力や、自分の仕事を自分で考えて行動する想像力を学びました。また。何もないところから作品を作り出すことの難しさを実感しました。 エンビズの学生にアーティストはいません。しかし、演者の体験をすることは、私たちの今後の人生に大きく影響すると思います。
 最後に、「現代版浦島太郎〜玉手箱の呪いを解け!〜」にご来場してくださった皆様、スタジオで協力してくださった職員の後藤さん、そしてなにより私たちにこのような貴重な体験をさせてくださった、望月先生、にこの場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。(岩下碧)

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