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アート&エンターテインメントワークコース

【映像祭2019】川喜田尚教授インタビュー

こんにちは!映像祭ブログ班です!

気温も随分涼しくなり、1日中過ごしやすい季節になりました。皆さんいかがお過ごしでしょうか。

今回は、映像祭を執り仕切るエンターテインメントビジネスコースの
川喜田尚先生に学生がインタビューした様子をお届けします。

普段からお忙しい川喜田先生。
このインタビューの前日は帰宅が遅くなって空腹に耐えられなくなり、
途中のコンビニでこんぶのおにぎりを買って電車で1人食べたそうです。

そんな中、川喜田先生に映像祭の見どころや、映像祭に来てくれる方への一言コメントなどを聞いてきました。

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―はじめに、先生から見た今年の映像祭の見どころを教えてください。―

<「チコちゃんに叱られる!」について>

(最近では)こんなに全国的に話題になる番組って珍しいんですよ。
水高さんも「最後の国民的人気番組じゃないかな」みたいなことを言っていて、
テレビが生んだアイドルっていう意味で。
多メディア化してるしチャンネルがどんどん増えてるから、一個ずつの視聴率が下がってるじゃない?
その中で驚異的な人気だから、そのゲストが呼べたっていうのはすごいことだなと、思いました。

―今回のゲストであるNHKプロデューサー・水高満さんについて教えてください。―

水高さんは何度かお会いしましたけど、いい意味で普通の人(笑)
というか、よく放送業界のプロデューサーにありがちな「俺が俺が」感があまりない方。
それと過去の作品を見てもらうと分かるんだけど、知的番組がたくさんあるんですよ。
『私が噂のダリである』とか『英語でしゃべらナイト』とか『仕事ハッケン伝』とか、
知的エンターテインメント系の番組が多い。
そして今回のチコちゃんでしょ。すごいバランス感覚のあるプロデューサーだなって思いました。

―映像祭は学生主体のイベントですが、その学生たちに期待することは何ですか。―

基本的には現場対応力。予期せぬことがいっぱい起こるんですね、現場に行くと。
想像しなかったことっていっぱい起こるんですよ。
その時にどうしましょう、じゃなくて、「何のためにやっている」のかが分かっていると
判断が簡単にできるんですよね。簡単っていうとおかしいけど。
例えば、極端に言うと『当日に台風や地震が起きた時にどうしますか?』っていう判断って、
どうしますかもこうしますかもないよね?っていう。
まずお客さんの安全第一でしょって、すぐわかるじゃない?
つまりはそういうことで、これは「誰のために」「何のために」やってんのっていうことが分かっていれば、
迷ったときに判断できるんです。
だからそこをみんなが共有さえしてれば、多くのことは現場でそれぞれ判断できるんですよ、先生に聞かなくても。
その感覚を身に着けて欲しい。
教科書で百回読んでもそのことはわからなくて、現場やってみないとだめじゃない?

―全体の目標として「映像祭を成功させること」はありますが、先生個人として今年の映像祭にはどのような目標がありますか。―

今年はレベルが高いと思います。だから去年より(歳を取ってきたこともあって)怒鳴ることが少なくなっています。
怒鳴ることは少なくなっているいけど、求めているレベルは高い。
なんだってそうだけど、完全パーフェクトなんてありえないわけで。
「まあこのレベルだったら良し」っていうのを今年はだいぶ上げてるんだよね、去年までより。
そこのところがうまくクリアしてくれると。
こういうのって先輩が失敗してきてるから、そういうのに積み重なってきてるから、レベルが上がってくれないと困るわけ。
上がり方もちょっとずつ上がっていくっていうより、今年は去年よりだいぶ上に。

―最後になりますが、来てくれる方に一言コメントをお願いします。―

講演や上映作品を楽しんで欲しいのはもちろんなんですけど、特に高校生の人たちには
「学生がこれだけのことができる」っていう、運営とかすべてイベントを「学生が仕切っている」ということを特に見て欲しい。

―お話は以上になります。ありがとうございました。―

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インタビュー記事は以上です。

映像祭に来てくれる方は水高さんのお話はもちろん、川喜田先生がインタビューでも話していた学生の動きにも注目してみてください。

映像祭2019の詳細です。
【日時】11月2日(土) 上映会12:30開場
11月3日(日) 上映会11:00開場、講演会13:30開場
*講演会の定員100名、満員の場合ご入場いただけない可能性がございます。ご了承ください。
3日正午より3号館3階にて講演会整理券を配布します。
入場や予約は不要ですので、ぜひ気軽にお越しください!

また、映像祭2019の公式Twitterで広報活動も行っています。
こちらもよろしければチェックしてください!
アカウント名【@eizousai_2019】
https://mobile.twitter.com/eizousai_2019


次回は、映像祭当日のタイムスケジュールをお知らせします!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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