学部・大学院FACULTY TAISHO
アート&エンターテインメントワークコース
社会課題解決PR企画、新プロジェクトスタート!
こんにちは。エンターテインメントビジネスコース(以下エンビズ)2年の基礎ゼミナールⅣ、副ゼミ長の白鳥です。
9月下旬から、大正大学では秋学期の授業が始まりました。
ほとんどの授業がオンラインの中、エンビズ基礎ゼミナールⅣは対面で開講できることとなりました。オンラインで受講する学生もいるものの、対面を選択した学生は約8ヶ月ぶりに先生や友人との再会を喜び、初のハイブリッド型授業に挑みました。
教室内ではソーシャルディスタンスを保ち、十分な感染対策を講じています。そのため、グループワーク時の距離もいつもより遠く、仕方ないこととはいえ、少し寂しく感じています。
さて、エンビズ基礎ゼミナールⅣでは、社会課題である「空き家問題」の解決に向け、株式会社LIFULLにご指導いただき、PR企画を立案することになりました。
題して「ピンチをチャンスに!株式会社LIFULL・大正大学表現学部表現文化学科エンターテインメントビジネスコース共同研究「空き家問題解消PR企画」」です。
授業では、空き家問題の現状の調査分析をし、リモートに抵抗がない世代を対象したPR企画戦略を立案、発表します。
それでは、10月6日の授業を報告します。
初回の授業にはLIFULLの渡邊陽介さん、遠山佳子さんがリモートで参加してくださり、空き家が生まれる原因や問題点、現状などの空き家問題についての解説と、現在、LIFULLが展開している取り組みについて教えていただきました。
渡邊さんによると、日本では新築住宅の需要が高く、世帯の増加を上回る新築住宅の供給がなされているこ戸などから空き家が発生し、2033年には空き家の割合は全住宅の30%を超えるという予測があるそうです。
現在、2015年に施行された空き家対策特別措置法に則った各市町村の行政指導や、民間企業による取り組みがなされているそうです。
このお話を受けて、学生からは空き家問題のそもそもの原因は何かといった意見や質問したいことがたくさん出てきました。問題点も見方を変えればPRポイントとして打ち出せるのではないか、という意見も出て、今後の企画を考えるのがさらに楽しみになりました。
今後は各班で企画を検討し、発表に備えます。
オンラインと対面のハイブリッド受講ですから、クラス全員が一堂に会することはできませんが、気持ちは全員一丸となり、目標に向けて頑張りたいと思います。