学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

アート&エンターテインメントワークコース

「大学PR」「沖縄でプリンを売る?!」効果的なプレスリリースについて考えました

こんにちは。アート&エンターテインメントワークコース2年の梅田、海野、松浦、藤丸です。

 

私たちは、PBL(2年生)/インターンシップ(3年生)で「大学広報」のプロジェクトに参加しています。

 

今回は913()の授業報告です。

 

 

2限目では株式会社アローコーポレーションの田島様に
ビッグデータを活用したプロモーションの立案についてお話をしていただきました。

 

まずは「Googleトレンド」の活用法を学びました。これを活用すると社会が調査したいことにどれくらい関心を持っているかをリサーチすることができます。

さっそく、Googleトレンドを用いてビッグデータからどのような考察が得られるか、対象を比較しながら話し合いました。例えば、ドラえもんとサザエさんでは、映画作品が多いドラえもんの方が検索数は多くなっていたり、餃子と焼売では、漢字表記とカタカナ表記では結果が異なっていたりと興味深い結果が散見されました。

 

3限目では「プリンがあまり売れていない沖縄でプリンを売る」という課題に、各グループでプロモーションを企画し、プレスリリースの作成に挑みました。

 

私たちは、まず企画立案をする際、ターゲットがどのような生活行動をしているか、どのようなものを好んでいるか等を考慮する必要があると学びました。

 

私たちのグループでは沖縄は気温が高い地域であるため、プリンのような甘い食べ物を欲している人が少ないのではないかと仮説を立てました。私たちは沖縄は「飲み屋さん」が全国で最も多いという調査結果を見つけ、それならば「飲み屋さんでお酒のお供として食べるプリン」を企画することにしました。

 

ところが、先生から「お酒を好んで飲む人は、プリンのような甘い食べ物も好んでいるだろうか?」と問われたのです。

…考えてみると確かにいないなと思いました。

調査を進めるうちに、沖縄県民は甘い食べ物を欲していない上に、他の飲食と結びつけようとしても人気が出ないことが推測されたため、沖縄ではどのようなプリンが人気になるのかわからなくなってしまいました。

しかし、根気よく話し合いや調査を重ねるうちに、

1.沖縄フードにはちんすこうやサータアンダーギーなどの油が多く使われている食べ物が多いこと
2.沖縄でのお惣菜購入率が比較的に高いこと

これらを踏まえてプリンの企画立案を成し遂げることができ、無事にプレスリリースを完成させることができました。

 


4限目では商品開発したプリンと作成したプレスリリースを先生方にプレゼンテーションしました。

 

Aチーム(私たち!)は揚げ物とプリンの栄養価に着目した「揚げプリン」

Bチームは沖縄県民にプリンのようなプルプルした食べ物が好まれていないことに着目した「ちーちーかーかー(ぱさぱさの)プリン」

Cチームは贈答用を想定した美容効果がある「シルクプリン」

を立案しました。

 

先生方からは「具体的でネーミングが面白い」、「プレスリリースを作成するだけではなく、商品開発もできていて良い」と講評をいただきました。

また、「自分事に考えてアイディアを練ると良い」とアドバイスもいただきました。


こうした各グループの発表や先生方のコメントから
何を根拠として立案するかにより、アイディアが全く異なることや、
キャッチコピー、タイトルにインパクトがあるものは印象に残りやすくなることを実感しました。

 

今回学んだこと生かして今後のプロジェクトも頑張ります!

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