学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

アート&エンターテインメントワークコース

「大学PR」企画立案、進行中!



 

こんにちは。アート&エンターテインメントワークコース2年、ブログ担当の松浦です。

 

私たちは9月からPBL2年生)/インターンシップ(3年生)で「大学広報」のプロジェクトに参加しています。

 

 

今回は、104()の第5回授業報告です。

 

前回授業から、大学広報プロジェクトの大きな達成目標である「受験生に対して大正大学の認知度を向上させる」ために、東北・北関東・関西の3つチームに分かれてそれぞれの地域に住む受験生に対してどのように大正大学を認知してもらえるか、その方法について企画立案を始めました。

 

 

私たちのグループは関西の学生に向けた大学のPRを考えています。

 

今週は本学が行っている既存の広報活動を参考に企画内容を考えました。

前回の話し合いの際、関西からの志願者数・受験者数・入学者数が極端に少なく、認知度も東京の他大学に比べると低いという現状が分かりました。その要因の1つとして、受験会場(地方会場)を関西には設定していないという点が挙げられました。

本学を詳しく「知る」・実際に「見る」には地理的距離があること、そして関西で「受験する」機会が無く、「知る」・「見る」・「受験する」を実行するには長時間の移動を要するという不便さがあることが分かりました。

 

そこで、これらの不便さを解決するため、本学が7月から始めている大学の施設をVR空間に再現した「大正大学バーチャルキャンパス」を活用した企画立案をしました。

大正大学バーチャルキャンパスとは、8号館をVRで再現した空間に受験生、在学生、教職員等が誰でもいつでも自由にスマートフォンやPCから無料で参加が可能で、館内を探索したり、チャットや音声で会話をしたりなどの交流ができる場所です。この空間を活用することで、どこにいても本学を「知る」「見る」ことができ、長時間移動の負担を減らすことができます。

私たちは実際に体験してみた後に、この取り組みについての改善点やさらに強化すべきポイントを話し合い、バーチャルキャンパスを拡充させる方法を検討しました。

 

しかし、担当教員である外川先生の「関西の受験生だからこそ刺さるポイントとは何か」という指摘を受け、改めて関西というアイデンティティを活かす方法に悩みました。

 

ヒントを得るためにまず私たちは、関西に住む人々の生活習慣や特徴を調べてそこからタッチポイントをつくろうと考えました。

すると、とある関西での有名なローカル雑誌の存在を知り、その雑誌から関西の人々は「親近感」を大切な価値観として持っているのではないかという発見がありました。

 

そこから、関西の受験生に親しみを持ってもらいやすくするために、同じ関西から本学に入学した学生に相談し、生の声を聞くことができる「関西限定バーチャルキャンパス」の開催を企画しました。

 

この出来事を経て、何かを伝える際は聞いている側の特徴をしっかりと捉えた共感性や特別感を得られるポイントが必要であること、リソースの活用がさらなる発展に繋がる可能性があることを学びました。

 

次回はいよいよ、企画書と発表用のプレゼンテーションの準備があります。第3QTでの活動は残り2週で終わってしまいますが、悔いのないように精一杯先輩方と企画を成功させられるように頑張ります。

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