学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

アート&エンターテインメントワークコース

シビルウェディング 最終回

こんにちは。アート&エンターテインメントワークコース3年の松浦です。

 

 

私たちは、PBL(2年生)/インターンシップ(3年生)で、「シビルウェディング」プロジェクトに参加しています。

 

 

今回は、最終講義となった118()の授業報告です。

 

 

まずは披露宴についてのプレゼンテーションを行いました。

 

招待客40名ほどを想定し、テーマを一つ決めて自由な発想の下、
理想の披露宴を企画立案しました。2年生はグループで、3年生は個人で発表しました。

 

前回の挙式本番から1週間という短い間で企画を考えることは大変でしたが、
これまでの6回の講義を通して各自が学んだことを活かし、発表を終えることができました。

 

私は、「自由」と「多様性」をテーマにジェンダーレスやダイバーシティを訴える披露宴企画を考えました。先生方からは、視点の鋭さを褒めていただけたと同時に、2年生のグループにも同様のテーマあったことから、類似テーマでも「どのポイントを推すか」によってメッセージ性が変化することを学びました。

 

 

午後からは、披露宴の企画プレゼンに対する先生方のフィードバックと分析、学生が活動を振り返るための時間となりました。

 

分析する際は、反省点を考えてしまいがちだけれども、企画の長所を見つけてさらにそれを楽しませたり、現実的なものにするための工夫や応用を「ポジティブ」な考え方から思考する重要性を教えていただきました。

 

また、企画を考えるうえで1回目だけでなく、2回目以降もその企画に新鮮さを感じるような持続可能性も考えていかなければならないことを実感しました。

 

最後に学生のこれまでの講義を振り返った感想や学んだことを共有する時間では、
結婚式を作り上げたスタッフとしての学び、そして結婚式そのものに対するイメージがどのように変化したのか熱く話し合いました。

それぞれにとって濃い内容になったのではないかと思います。

 そのなかで私は、初めて統括として人の上に立った緊張や不安を話しました。

学生たちからはこの時間に何度も「最初はどうすればよいのか分からなかった」という率直な感想が聞かれ、講義のはじめの方で各班の仕事を明確に分けて責任の所在を決めるべきだったと反省し、リーダーという役割には「周りに仕事を振り分け、最終決断を下す」という大事な役割があることを再確認しました。

 

それでも、無事に挙式を終えることができ、成功といえる結果になったことが、
私個人にとっても、参加した全員の学生にとっても大きな自信をつける経験に繋がりました。

 

最後に、今回私たちに結婚式やシビルウェディングについて講義をしてくださった全日本ブライダル協会山梨県支部の先生方が仰っていた「自分のことを反省する力は必ず今後の自分を成長させる」こと、「自分がやりたいことは自分で動かせる」こと、そして、「何気ない言動が誰かのためになる」ことを忘れずにこれからも将来に向けて様々な経験を重ねていきたいと思います。

 

 7週間、朝早くから大学に来て講義をしてくださった協会の皆様と、共に挙式を作り上げた仲間、担当教授の外川先生、参加してくださった新郎新婦様など全ての方々に感謝します。ありがとうございました。

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