学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

アート&エンターテインメントワークコース

2年PBL ブライダル実習の準備が始まりました。



 

こんにちは。アート&エンターテインメントワークコース2年の高橋洸介です。

 

 

二ヶ月間の夏季休暇が終了し、3QTが始まりました。

 

 

私たちアート&エンターテインンメントワークコースの2年生は「ブライダル」「映像祭」「関西アートプロジェクト・街調査」3つの実習から1つ選択し、それぞれが企画、運営などのエンターテインメント業界のビジネスの実際について学んでいきます。

 

 

私たちはこの中から「ブライダル・シビルウェディング」を選択しました。

 

 

「シビルウェディング」とは全日本ブライダル協会が提唱する宗教に囚われず、法律上の婚姻手続きの完了を第一としたスタイルの結婚式です。挙式の場所、時間等も決められていないため、さまざまな挙式のカタチを創造できることが魅力であり海外では主流スタイルになっています。

 

 

実習の成果である挙式は1031日を予定しています。

2年生16名、3年生5名(インターンシップ)が協働し、全日本ブライダル協会山梨県支部のご協力の下、「シビルウェディング」形式の挙式について学修していきます。

 

 

今回は初回授業について報告します。

 

 

とても濃く、学ぶことの多い時間となりました。

 

 

まずはブライダル協会の保坂栄一先生、保坂あゆみ先生、中嶋一先生からシビルウェディングについての講義をしていただきました。

学生たちは緊張しながらシビルウェディングについて学び、今後自分たちが作り上げていく挙式のイメージを膨らませました。

 

 

そして、大まかな進行スケジュールについて全員で確認していきました。

 

 

スケジュール上では問題なく進むように思いましたが、現場で働かれてきた先生方から挙式を進めていく上で重要なことなどを教えていただいたところ、このスケジュールは穴だらけの不完全なものだと気づかされました。

 

また、今回の授業では、

企画と統括・運営班に分かれ、企画班はコンセプトを固め、

統括・運営班は先生や先輩方から助言をいただきながら、どう進めていけばより安定して準備を進められるのか、新郎新婦が安心して結婚式を運営できるかを検討しました。

 

新郎新婦に喜んでいただき、かつ私たちのアイデンティティを示せる方式が作れるのかを全員で意見を出し合ったのです。

 

授業の最後に、

保坂先生から「結婚式は新郎新婦、参列者、運営の全員が幸せを感じられる時間ということを忘れないでほしい」との言葉を頂き、深く印象に残りました。

 

新郎新婦のご希望に添い、新郎新婦や私たちのアイデンティティを大切にし、協力してくださる全日本ブライダル協会様のご期待に添うことができるように、努めたいと思います。

 

新郎新婦、学生そして全日本ブライダル協会の先生方と今回のPBLに関わる全ての人が幸せを感じられる時間を創り上げたいと思いました。

 

これが実現できれば新郎新婦のお二人にとっても、そして私たちにとっても忘れられない時間となるはずです。

 

PBLの学修において、一人一人が真摯に取り組み、式当日は全員が自信を持って行動できるよう課題と向き合っていこうと思います。

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