学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

アート&エンターテインメントワークコース

2年PBL ブライダル実習 バランスを取ることの難しさ


こんにちは!

アート&エンターテインメントワークコース2年の荒井です。

 

今回はブライダル実習第3回の授業の様子をお届けします!

 

前回の授業終了後、婚約式の主役であるお2人から「企画に関して、いくつか懸念点がある」と伝えられました。

私たち2年生の良い企画にしたいという思いが少し先走ってしまったように感じます。

 

これを受けて、外川先生から、

 

「ブライダル実習に限らず表方・演者は、舞台上での出来事を引き受けることになるから自分がきちんとできるか不安になる。

まして、婚約式は一度きりのことだろうし、婚約式の当日は演者・表方と同様の立場に置かれ、多くの人から注目される。

そのような立場に置かれた表方を、私たち、裏方が考えるよりも繊細に捉え、表方の一つひとつの不安を取り除く配慮をすることが大切」

とご教示いただきました。

 

今後は、まず私たち裏方が、一つひとつの演出等にどのような意味があるのか、その根拠や理由を明確にすることを徹底していきたいです。

そして、学生とお2人とのコミュニケーションを円滑にし、それらをすぐにお伝えすることで主役のお2人が安心して式に挑むことができるように準備を進めて参ります。

 

今回の授業では、
2人の気持ちと、2年の思い描くビジョンとのバランスを取りながら企画を再考しました。

前回の授業まで婚約式について具体的なイメージを持つことができていなかった学生も、今回の授業で企画や式次第を練り直したことで、役割分担や必要なモノ・コトが明確になりました。これにより、各自の責任感が高まり、ブライダル実習全体への理解が深まったと思います。

 

また、全日本ブライダル協会山梨県支部の保坂栄一先生をはじめ、保坂あゆみ先生、小松香先生、中嶋一先生、大宮奈奈先生とオンラインでミーティングを行いました。

練り直した企画に新しく必要になるモノ・コトを相談後、学生たちが考えた企画案に不足していることや今後議論を重ねる必要があることにアドバイスをいただきました。



今回の授業では、理想的な企画案をブラッシュアップしていきながら現実的な問題にも向き合い、実現可能なプランを考えることができました。

この実習を通じて、一生の思い出を作る大切な瞬間に関わる責任の重さを改めて感じています。


私たちの努力が、当日の主役のお2人の笑顔のみならず列席者、参列者の方々の笑顔につながるよう、全力を尽くします。

 

これからも全日本ブライダル協会様、外川先生、3年生の先輩方のお力を借りながら、一生懸命準備を進めて参ります!

 

お読みいただきありがとうございました!

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