学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

人間科学科

藤見純子先生を偲ぶ会

本年3月14日に永眠された藤見純子先生(大正大学名誉教授)にゆかりの
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           開催の挨拶

方々にお集まりいただき、5月25日の夕刻より、「藤見純子先生を偲ぶ会」が開催された。
 ウィークデーであったとはいえ、じつに多くの諸先生諸氏にお集まりいただけた。
 大正大学における藤見純子先生の略歴を拝見できた者は誰でも、それがそのまま人間学科の歴史であることが理解できるように思える。
 それほどに藤見先生は一貫して、人間科学科の教育と研究にご尽力され、まさに〈学科と共に歩まれた〉と語ることができるだろう。
 ほんの少しだけではあるが、藤見先生の「略歴」を披露しておきたい。
 藤見純子先生は、1984年に「人間科学科」の前身にあたる「文学部社会学科」に赴任され、その後1993年には人間学部社会学科、2000年からは人間学部人間科学科の教授として教鞭を取られ、2014年に定年退職され、その4月に名誉教授になられている。
 ご承知のように人間科学科は2016年4月より「心理社会学部」の1学科となった。藤見純子先生の永眠という事実とそれがどこかで連動して、〈藤見先生と共に歩んだ人間科学科の歴史〉に1つの大きな画期を形成しているように思えてならない。
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  いつまでも尽きない藤見先生の話題


 会の後半では、配偶者である正岡寛司先生(早稲田大学名誉教授)からのメッセージを、本会の発起人代表でもある澤口恵一先生によって代読いただいた。藤見純子先生の闘病のご様子と、そして学問への強い意志が眼前に顕れ、思わず涙した方々が多くみられた。
 ここで、現人間科学科の教員や助手・副手以外に、当日にご臨席いただいた方々のご芳名を記しておきたい。
 宮本一先生、浜田佳一先生、矢野晋吾先生、加川帯刀先生、蛭田道春先生、田谷修一郎先生。
 続いて「元副手」の方々のご芳名、傳法麻野氏、塚田愛子氏、三上涼子氏、新井香織氏、根津直文氏、長谷川正幸氏、荻野実佳子氏。
 偲ぶ会では、これからの人間科学科の研究と教育のさらなる充実を、故藤見純子先生に誓い合い、閉会となった。
 いずれにせよ、藤見純子先生のご冥福を心よりお祈りする。合掌            (文:張江洋直)
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