情報文化デザインコース

オープンキャンパスでの質問に関して

８月２０日（土）、２１日（日）と大正大学オープンキャンパス
「授業体験DAY」「AO入試フォーラム」が開催された。
土曜日は時間によっては土砂降りの状態。
そんな中、多くの高校生が来校してくれたことには感謝したい。
両日でコース説明、模擬授業、個別相談を行ったが、
「出版・編集コース」は４年制大学の中でも
本校にしかないユニークなコースということもあり、
参加してくれた高校生の熱心さに、
こちらも大いに奮起させられた。


個別相談で印象に残った質問の中に
「雑誌の企画はどう立てたらいいのですか？」
というものがあった。
もうこれは編集者にとって永遠の課題なのだが、
外せない部分ははっきりしている。
それは「読者に向けて企画を立てる」ということだ。
読者とは例えば、両親であったり、友人であったり、
客観的にみることができるなら自分でもいいのだ。
まずはその読者が興味をもってくれるテーマを選ぶこと。
テーマを決定したら、同じようなテーマの雑誌を調べてみよう。
おぼろげながら雑誌の姿が浮かんでくるのではないだろうか。

ここで注意したいのは、思い浮かんだことを短文にしてメモること。
つまらないと思ったことでも、必ず文字にしてみよう。
文字にすることで、良い悪いがはっきりする。
文字にするのが大変なら、落書きっぽい絵で充分だ。
うまく描く必要はない、描けない部分は引き出し線で説明を書き入れる。
とにかく紙に書く描くが大事。
そんなメモが貯まってくると、見えてくる何かがあるんですよ！

みなさんの、未来の大企画に期待しております。
次回、オープンキャンパスは入試相談会で９月２４日（土）１３時半〜１６時半です。

（出版・編集コース教授　大島一夫・記）