学部・大学院FACULTY TAISHO
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宗学コース
仏教学科より新年のごあいさつを申し上げます
仏教学科より新年の
ごあいさつを申し上げます
平成23年1月
仏教学科長 塩入法道 記
◆皆さんは「初詣で」に行かれましたか? 「おみくじ」どうでした?
今年も、新年の願いをこめて、多くの参拝者が神社仏閣を訪れました。
実は、首都圏に限っても、「初詣で」で賑わう有名寺院の多くが大正大学の関係寺院であり、住職や僧侶の大部分が本学の卒業生であるばかりでなく、一般の卒業生も職員として様々に活躍しています。
※写真は各寺院のホームページ等よりいただきました。
なお仏教学科では、23年度の新1年生のガイダンスの一環として、高幡不動を中心としたバスツアーを予定しております。
◆平成22年度の卒業論文が提出されました。学生の卒業論文・卒業研究のテーマのいくつかを紹介いたします。
- 「ダライ・ラマ」の一考察
- 戒律について
- 観音信仰の特色と諸形態
- 女人往生について
- 釈尊の教えと現代社会について
- 仏教の社会貢献とビハーラ
- 日本における神仏習合の源流
- 真言密教における大日如来について
- 盂蘭盆会の信仰形態
- オウム真理教について
- 浄土宗における圓頓戒の研究
- 法然と親鸞の比較
- 弘法大師教学における即身成仏思想の研究
- 釈尊の思想と生涯の新たな解釈
- 山岳信仰と修験道
- 鉄道社会の観光事業と寺社参拝
- 日本における結婚観の変遷と結婚儀礼
- 隠れキリシタンについて
- 法華経の一乗思想について
- 成道会の信仰と習俗
※このように、仏教学科では、仏教を基軸にしながらも、時代では古代から現代まで、地域ではインドから日本まで、思想・文化・習俗・宗教現象・社会貢献など幅広いテーマで研究をすることができます。
◆仏教文化を学ぶ「仏教表現コース」の学生のイラストが、雑誌「大法輪」2月号に掲載されました。2シーンほど紹介いたします。
◆仏教学科では、学生の興味と学習の方向づけのために、仏教学・仏教表現・宗学の3コースを 設定しています。しかし基礎科目は全学生が一緒に学びますし、各コースのカリキュラムもおおらかに組んでありますので、あるコースに所属しながら、他のコースの科目もほぼ自由に学ぶことができます。
入試シーズンを迎えております。受験生の皆さん、インフルエンザや風邪にかからないようお気をつけ、全力を尽くされることを期待いたします。