学部・大学院FACULTY TAISHO
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宗学コース
【智山研究室だより】青葉祭法要厳修
6月23日(土)に真福寺(港区愛宕)にて青葉祭(両祖大師降誕会)が厳修されました。この法要は、真言宗宗祖 弘法大師空海(774~835)と中興の祖 興教大師覚鑁(1095~1143)の誕生を祝うものです。
空海は宝亀5(774)年6月15日、讃岐国多度郡屏風ヶ浦(現在の香川県善通寺市)に、覚鑁は嘉保2(1095)年6月17日、肥前国藤津庄(現在の佐賀県鹿島市)に生まれました。毎年二人の誕生日に近い週末に行われます。
この日真言宗智山派の学生が、宗派の勉強を普段の机から道場に移して行いました。一年生にとっては初めての法要であり、緊張している様子が伝わってきましたが、一生懸命に唱えていました。出仕者全員が心をこめたお経は、堂内全体に響き渡り一体となっていました。
青葉祭を中心として行った3年生に感想を聞いてみたところ、「学年をこえた智山の仲間とともに両祖の誕生を祝う法要ができてよかった」「心を一つにして法要を行えた」「皆、暑さや正座に耐えながら頑張っていた」などの意見がでていました。
仏教学科 副手 谷萩広樹 記