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【真言学研究室だより】大学院智豊合同修士一年生発表会
いよいよ今日から卒業論文・修士論文の受付が始まりましたが、
11月21日、大学院仏教学科真言学智豊合同修士課程1年生の発表会が行われました。
これは仏教学科大学院真言智山・豊山の修士課程1年生が合同で行う発表会です。
修士論文を提出するまで約1年ありますが、ここまで各自がおこなってきた研究の成果を発表し、同時にこれからの1年間でどのような方向性で研究を進めるのかを発表します。
そして先生方、先輩方から今後の研究についてのアドバイス等、指導をしていただきます。
今回は、智山の学生さんの人数が少なく、発表は1人でしたが頑張ってくれました。
また今年度は、豊山派の僧階資格を持つ、梵文学と社会福祉学専攻の大学院の学生さんも参加してくれました。
当日は先生方や大学院生に加えて、大学院への受験を考えている学部4年生も何人か見学に来ていました。卒業論文を書いている学部生には、発表している大学院生がどのように映ったのでしょうか。
発表題目
・異本『即身成仏義』の研究
・『大日経』における菩提心の研究
・弘法大師仮託の書の研究―『雑問答』を中心として―
・真言宗的易行の研究―覚鑁上人の著作を中心に―
・真言密教における仏舎利信仰―叡尊を中心に―
・真言宗豊山派における福祉実践の展開と将来
・密教建築の研究
・梵蔵漢対照『十一面観世音神呪経』の研究
・『降三世大儀軌王』の研究
・『瑜祇経』の研究
・真言宗における因明学の研究
仏教学科非常勤講師 舎奈田智宏