学部・大学院FACULTY TAISHO
宗学コース
【豊山研究室だより】大般若転読会
12月5日水曜日に大般若転読会法要が、豊山学生会のメンバーを中心に行われました。
豊山学生会では、大正大学成道会に合わせて大般若転読会法要を厳修しています。
当日は、大正大学成道会法要が終了した13時5分(3時間目)より、礼拝堂にて行われました。
大般若経とは、西遊記の三蔵法師のモデルとなった、唐代の僧侶玄奘三蔵がインド(天竺)から持ち帰り、その後4年を費やして翻訳(漢訳)した小品般若、大品般若、金剛般若等さまざまな般若部経典の総称で、600巻に至ります。
この法要は、この大般若経600巻を複数の僧侶で転読し、五穀豊穣等を祈願するものです。転読とは一般のお経の読誦のように声をだして一文字一文字読まず、経本を1巻1巻広げ流し読むことです。
豊山学生会では、以前より11月中旬から12月中旬にかけて大般若転読会を厳修していましたが、ここ数年は大正大学成道会に合わせて大般若転読会法要を厳修しています。
法要にご来席いただいた皆様にはこの場をお借りして御礼申し上げます。
また大般若転読会に先立って行われた大正大学成道会にも、お練り・護摩修法・Bo'zコレクション・太鼓奉納演奏(六大響)などで多くの豊山派の学生さんが参加してくれました。
太鼓の演奏してくれた学生さんと、太鼓の指導をしている藤田先生です。
以下はリハーサル・練習の時の様子です。
仏教学科非常勤講師 舎奈田智宏
写真協力
綜合佛教研究所研究員 鈴木行賢
仏教学科大学院研究生 沼倉雄人
仏教学科大学院生 石井正稔
同 松本 淳
大正大学写真部の皆さん