学部・大学院FACULTY TAISHO
宗学コース
【浄土学研究室だより】第1回浄土学研修旅行 その1
平成25年2月26日~27日の一泊二日にて、「第1回大正大学杏葉会教職員並びに浄土宗関係学生研修旅行」(長い!)が開催されました。
簡単に申しますと、浄土宗関係の教職員・大学院生・学部生(3年生以上)が揃い、法然上人の遺跡を訪ねる旅です。【希望者のみ】
今回の旅の目的地は、法然上人誕生の地・岡山!!
写真は出発直後の林田先生のご挨拶、および車中の様子です。
当日、岡山駅に集合した一行は、まず法然上人誕生の地にあります、誕生寺へと向かいました。
堂内でしばしお念仏を称え、ご住職の漆間上人からご法話を頂戴いたしました。
山内の売店には、林田先生の御著書が!請われてサインをしている先生。
その後、山内散策へ。
境内にある法然上人の産湯の井戸では、定番の〈落とされそうになる〉という行事がつつがなく行われ、小盛り上がりです。
その後、法然上人ご両親の墓所である勢至堂にて合掌、十念。そして誕生寺をあとにして仰叡の燈へ。
仰叡の燈とは、法然上人が比叡山へと向かう際、母子が別れた場所。ここから比叡山へ旅立たれた当時の法然上人に思いをはせ、東に向かい合掌、十念。よく見るとみんな違った方向を向いてますね(笑
その後、母子分かれの辻堂へ。
母子分かれの辻堂は、仰叡の燈で母子が別れたあと、影から母・秦氏が上人の姿をしばらく追い、最後に見送った場所です。ここでも合掌、十念。
初日の宿は、湯郷温泉の「ゆのごう美春閣」へ。美肌の湯とおいしいお料理をいただき、教職員・学生の懇親のひとときをもうけることができました。
つづく
仏教学科 宗学コース(浄土学) 専任講師 石川琢道記