学部・大学院FACULTY TAISHO
宗学コース
【浄土学研究室だより】浄土宗伝道学研修道場
僧侶にもっとも求められることは、「教化」!
仏教を教えを正しくわかりやすく伝えるというのが、僧侶の本分といって間違いありません!
そして浄土宗では、檀信徒のみなさんにお念仏の教えを伝えるということが重要になってきます。
大正大学では、2年生までに、仏教、浄土宗の教えの基礎的なことを学び、3年生以降は、更に応用的な学習に入ります。
「浄土宗伝道学Ⅰ・Ⅱ」の授業もその一貫で、それまでに学んだ内容を「いかに伝えるか」学んでまいります。
この授業の一環で、夏休み期間中、2日間行われるのが「浄土宗伝道学研修道場」です。
担当するのは、浄土学所属の以下の教員です。
伝道学の講座をご担当の曽根先生
仏教学科長で、浄土学運営委員(旧・主任)の林田先生
そして、石川の3名です。
ときには厳しいことも指摘させてもらいますが、すべては学生さんたちのためです!
初日の実演を終えると、指導に従って、原稿の書き直しを行います。
その際には教員やお手伝いの院生もアドバイスをしながら、より良い原稿に仕上げていきます。
法話のための道具も準備!
※「悪口」とは、人間が犯す10種の悪(十悪)の一つで、人に荒々しい言葉をもって不快感を与えることをいいます。
厳しくもあり、また楽しくもある浄土宗伝道学研修道場。
みんな良いご法話ができておりましたが、まだまだ一人前の僧侶としては技術が足りません。
秋学期の授業も真剣に受講していただき、より良いご法話ができるよう、がんばってほしいですね。
仏教学科 宗学コース(浄土学) 専任講師 石川琢道記