学部・大学院FACULTY TAISHO
宗学コース
【智山研究室だより】 水曜礼拝
11月27日(水)に真言宗智山派が担当をする水曜礼拝が礼拝堂において行われました。この水曜礼拝は、秋学期の昼休みを利用して、大正大学の設立宗派である天台宗・真言宗豊山派・真言宗智山派・浄土宗が持ち回りで行い、各宗派の特色を生かした内容となっております。
担当となった真言宗智山派は京都の智積院を総本山としています。今回は、その智積院の明王殿(不動堂)で毎日行われている朝のお勤めを、水曜礼拝に合わせて調整しました。明王殿では護摩法要が行われていますが、礼拝堂では護摩を焚くことができないため、学生たちは本学のご本尊阿弥陀如来の御宝前でお経を唱えて祈りを捧げました。
祈願の法要ですので、学生たちは少し早めのスピードでお経を唱えていました。新たに寄贈された太鼓も加わり、力強い太鼓の音が重なって、とても迫力のある法要となりました。
参加した学生は1、2年生でしたが、大学で受けている法儀研究の授業や、夏休みを利用をして行われる研修を経て、確実にレベルアップしていおり、自信たっぷりに唱えていました。
法要を終え、記念撮影を行いました。皆、いい笑顔でした。学生たちにとって、新たな記憶の1ページとなったことでしょう。
仏教学科 副手 谷萩広樹 記