学部・大学院FACULTY TAISHO
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宗学コース
11月26日 水曜礼拝(真言豊山)につきまして
色づいた銀杏の葉が、晩秋の雨に濡れた11月26日。真言宗豊山派主催の水曜礼拝を執り行わせて頂きました。
今回の水曜礼拝で、今年度の豊山担当分の水曜礼拝は最後ということもあり、出仕して下さった学生の人数、意気込みは大変なものでした。
今年度最後になった水曜礼拝には、大般若転読会を執り行わせて頂きました。法要の名前にもありますとおり、この法要では『大般若波羅蜜多経』600巻を使用します。写真は実際に使用しました、真言宗豊山派・板橋常楽院様からお借りさせて頂きました経本です。
この経本を、各巻の表題と数行のみ読誦しまして、サラサラと開き流す作法を転読といいます。
大般若転読会は、我が国において古くから行われている法要で、その目的は国家安穏と除災招福のために執り行われてきました。おりしも平成26年11月22日に長野県北部で起きた地震(長野県神城断層地震)により、深刻な被害が生じています。
大正大学の建学の理念であります「智慧と慈悲の実践」としての法要を通して、被災地に一刻も早い復興が訪れることを祈念させて頂きました。
また、今週12月3日には、大正大学成道会と、引き続いて真言豊山学生会主催の大般若転読会がございます。どなたでも見学できますので、是非とも御来校下さい。