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【浄土学研究室だより】杏葉会主催 第2回法然上人御忌会
平成27年1月21日(水)、雪が吹きすさぶ(かもしれなかった)なか、本年度の杏葉会主催・法然上人御忌会が厳修されました(^o^)。
「御忌(ぎょき)」とはもともと天皇・皇后の忌日をいい、特別に許され、法然上人の忌日法要のことを「御忌会(ぎょきえ)」というようになりました。
法然上人の御命日は1月25日で、多くの浄土宗寺院では法要が営まれています。
知恩院・増上寺などの総・大本山では、参拝者の便を図って4月の温かい時期に修されます(^_^)/。
※知恩院御忌会の映像
大正大学での御忌会は新しい試みとして昨年度から始まったもので、大正大学の浄土宗に所属する教職員・学生、総勢約100名が法要に出仕し、伝宗伝戒道場・学業の成満とともに報恩感謝のお念仏を捧げます。
【昨年のブログ】【浄土学研究室だより】法然上人御忌会(ぎょきえ)
今年度の御忌会は浄土宗で法然上人800年遠忌を期して作成された仏教影絵話「法然さま」の一部を法要のなかに取り込み、一般の方々にも法然上人のご生涯がわかりやすいような構成にしました(^O^)/。
前回よりも地域のかたがたが多くご来場くださり、ともどもにお念仏をお称えいたしました(^人^)。
今回、お導師は杏葉会幹事長・林田康順先生が務め、維那を浄土宗法儀研究を担当されている八木千暁先生がお務めくださいました。さらに誦経では『阿弥陀経』を読誦しましたが、普段、木魚でお称えしているところを法儀研究をご担当いただいてる渡辺俊雄先生が法鼓を叩いてくださいました(^^)v
また、大正大学雅楽倶楽部にも協力をお願いし、式衆・大衆が礼讃(三尊礼)での散華、また退堂の際などに演奏していただきました(^_^)
1,2年生は日頃の法儀研究・実習の成果を、3年生は伝宗伝戒道場の成満を、4年生は卒業論文の提出を、それぞれ胸に秘めてお勤めいたしました(^_^)/
礼讃では三尊礼をお称えし、大衆の散華に合わせて頭上からも華が散る演出!(*^_^*)
荘厳で華やかな場面でした(^_^)
荘厳で華やかな場面でした(^_^)
来年も同じくらいの時期に御忌会を開催する予定です。前回・今回とはまた違った法要の演出を考えております。
ぜひご来場いただき、ともにお念仏をお称えいただければ幸いです(^o^)。
なお、当日の映像をYou Tubeにアップしています!こちらもぜひご覧ください(^^)v
【感動の法要】大正大学杏葉会主催 第二回 法然上人御忌会
仏教学科副手 後藤史孝 記