宗学コース

【豊山学研究室だより】　花会式

今回は、６月２０日におこなわれました花会式の様子をご報告したいと思います。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　この花会式は、すがも鴨台観音堂において、大正大学を設立している宗派、天台宗・真言宗豊山派・真言宗智山派・浄土宗、さらに時宗を加えた５つの宗派の学生が法要をおこなっているものです。そして、この６月は豊山派の担当でした。この法要に出仕してくれたのは、豊山学生会の皆さんです。会長の佐山君を中心に、準備から全てをおこなってくれました。

　　　

午前１１時すこし前に太鼓が打ち鳴らされます。そして、副手の石井先生の案内によって、学生諸君が行道してきました。　

　　　

　　　　　　　　　　　　

花会式での法要は、豊山派の総本山長谷寺でおこなわれている法要をもとに学生諸君が主体的に勤めさせていただきました。

　　　

そして、法要の導師がご本尊・観音様に法要の趣旨・願意を申し上げました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

当日は、法要の前に朝市が開かれたということもあってか、多くの方にご参列・お焼香をいただきました。

また、豊山研究室の木村秀明先生・大塚伸夫先生のほか、小嶋知善先生・塩入法道先生もご参列下さいましたこと、有り難く存じております。さらには、さまざま手配いただいた地域連携推進部の皆様にも感謝しております。

暑い日がさす中、汗をかきながら、観音様にお経をあげている学生諸君をみていますと、一人一人が頼もしく見え、さらには何故か嬉しくもなりました。日々、学生諸君は成長しています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　豊山研究室　特任准教授　堀内規之