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宗学コース
【浄土学研究室だより】杏葉会主催 第3回法然上人御忌会
さる1月20日(水)、第3回法然上人御忌会が開催されました。
「御忌(ぎょき)」とは、宗祖の法然上人の忌日法要のことをいいます。
自分の大切なご先祖様の年回法要を行うように、浄土宗の宗徒としては大切な法要です。
今回の御忌会から、「仏教学基礎ゼミナールⅢ・Ⅳ」という、浄土宗僧侶をめざす2年生(もしくは編入学3年生)が受講する授業の一環として企画・運営をいたしました。
それを、これから入学を志す学生さんが聞くと「え!そんなの大変…」と思われることでしょう(笑
もちろん簡単なことではありません。でも、せっかく縁あって浄土宗の僧侶を目指すならば、より良いお寺の運営のためチャレンジしてみるのは如何でしょうか?
短期間で行われる浄土宗の教師養成道場と比較すると、大正大学では、著名な教員が身近にいて、なおかつゆっくりと浄土宗の教えを学ぶことができるというメリットがあります。この授業のような実践的な授業(カリキュラム)も設けられているのも、その特徴の一つといえます。
この授業では、一年間、ゲスト講師の先生の授業なども交えながら、お寺の置かれている厳しい環境について学びつつ、同時にお寺やお坊さんのもつ大きな可能性について、みんなと一緒になって考えています。
その実践の場がこの御忌会の企画・運営です。
「多くの方にご来場いたただきたい」
「寒いなかご来場いただくのだから、ゆっくり過ごしていただきたい」
「御忌会のこと、そして法然上人の御生涯をもっと知ってもらいたい」
そんな思いをどうしたら実現できるのか?みんなで考え、考え…。
(実は、環境は違えども、必ずどの御寺院様でも考えることです)
そして、多くの先生方や、浄土学の全学年の皆さんに協力をいただきながら実現したのが、今回の御忌会でした。
来年度も開催予定です。ぜひお参りください。
いろいろな行事の告知や報告は下記のページでも。ぜひ「いいね」を!
大正大学 浄土学研究室 Facebookページ
https://www.facebook.com/joudo.hounen/
特任専任講師 石川琢道 記
大正大学浄土学研究室蔵 法然上人像
現場監督と出仕者でミーティング(みな学生さんです)
浄土宗のマスコットキャラクターのなむちゃんも来てくれました!
(これも学生さんの企画です)
リハーサル風景 ※法要のご指導は非常勤講師の八木千曉先生です。
「坊主茶屋」(お茶のご接待)
法要風景
終了後、法要出仕者が一堂に会す
※浄土学の大学院を含め全学生が揃っての記念写真は史上初かも?