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宗学コース

【豊山研究室】『空海とインド中期密教』が出版されました

9月28日に春秋社より『空海とインド中期密教』が出版されました。この本は、
   高橋尚夫先生(大正大学理事・名誉教授)
   野口圭也先生(綜合佛教研究所長・教授)
   大塚伸夫先生(大正大学学長・教授)
の豊山派所属3先生が編者をつとめられているものです。3先生を含む総勢11名の先生方による大作であり、本学では3先生以外には種村隆元先生と山口史恭先生がそれぞれ執筆されています。同書の「はしがき」に高橋先生がお書き戴いているように、本書は2013年に出版された『初期密教―思想・信仰・文化』、2005年に出版された『インド後期密教』(上・下)の間に位置するインド中期密教を埋めたいという春秋社の企画によって編集されたものであります。そして、中期密教は日本密教の中核をなすことから、弘法大師空海の名を冠した本書のタイトルとなされたことが示されております。総頁数、271頁でとても読み応えのあるものと存じます。本来であれば、全てを拝読した上でご紹介を申し上げればよいのですが、頂戴したうれしさのあまり、ここに出版のお知らせだけでもと思い、書かせて戴きました。みな様、是非手にとって戴きたくご案内申し上げます。(定価・税別2800円)

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                                    豊山研究室・准教授 堀内規之
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