日本史コース

専門演習　ゼミ合宿報告（小此木・三浦ゼミ）

八月初旬、歴史学科日本史コースの小此木・三浦ゼミは栃木県足利市にて合宿を行いました。

大学とは一風変わった環境で、「史料に親しむ」をテーマに三日間を過ごしました。

小此木先生と三浦先生のほか、近世史の中川先生などもお越し下さり、教えて頂きました。

 

以下は勉強部屋の写真です。合宿の様子を少しばかり御覧下さい。

 

 

  

日射しの明るい室内で、オリジナルテキストによる先生の講義が始まりました。

中世の貴族の日記（『園太暦』）を使った「観応の擾乱」についてのお話です。

先生の話を聞きながら、みんなせっせとノートをとっていました。

今度は書状を使った古文書読解の時間です。

くずし字（筆文字）に頭を悩ませる学生たちを、先生が一人ひとりを見て回って下さいます。

こちらは辞書を片手にみんなでテキストを寄せ合っている様子。

先人たちの文字はなかなかどうして難解です。

 

 

これは合宿のほんの一部。

短い時間の中でしたが、先生も学生もその姿勢は真剣そのもの。

学びを楽しんだ充実した三日間でした。