日本史コース

２０１５年度日本古代史ゼミ研修旅行

「専門演習A」（日本古代史）受講学生７名と担当教員１名は、２泊３日で京都へ研修旅行に行ってきました。

８月２４日（月）、京都駅前に集合し、第１日目は法住寺、後白河天皇陵、三十三間堂、晴明神社、白峰神社などを見学しました。見学地では、学生各自があらかじめ調べ作成してきたレジュメに基づき説明が行われ、有意義な見学ができました。法住寺のご住職が大正大学出身ということで、思わぬ所で活躍されているOBの存在に嬉しくなりました。

８月２５日（火）は、当初の予定では奈良・飛鳥に出かける予定でしたが、台風１５号の接近による強風・大雨が懸念され、安全な京都市内の見学に切り替えました。この日は、風俗博物館、西本願寺、清水寺、八坂神社、知恩院などを見学しました。風俗博物館では、学生全員が平安貴族の女房装束、狩衣を着装でき、得難い体験ができました。

８月２６日（水）、最終日は、京都国立博物館、方広寺、六波羅蜜寺などを見学しました。最終日は天気にも恵まれ、博物館から六波羅蜜寺まで徒歩で移動しました。方広寺では、大坂の役の原因となったとされる鐘銘の「国家安康」「君臣豊楽」の文字を確認し、歴史的な実物を実見でき、感激しました。

３日間の研修旅行期間中、全員、体調を崩すことも無く、親睦も深まり、卒論に向けて意義深い学習・体験ができました。