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日本史コース

専門演習B(三浦先生) ゼミフィールドワーク part2

明けましておめでとうございます。2016年もよろしくお願いします。

3年三浦ゼミでは昨年の11月にフィールドワークを行いました。春学期に続いて2回目の鎌倉です。
また、今回は日本中世史基礎研究B(担当:三浦先生)を受講している2年生の数名も参加してくれました。

 

まずは鎌倉駅周辺の鎌倉幕府に関わる史跡を巡りました。最初は宝戒寺です。ここは鎌倉幕府の最後の得宗北条高時の冥福を祈るため高時の屋敷跡に建てられたものです。

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続いて、そのまま少し歩いて東勝寺跡(腹切やぐら)に向かいました。ここは鎌倉幕府滅亡の際、北条高時以下の将士がこの寺に入り自刃した場所です。

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和田塚駅周辺でお昼休憩を取り一休み。休憩の後は、近くにある和田塚へ向かいました。

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この和田塚は、1213年に起こった和田合戦で敗れた和田氏一族の滅亡の跡といわれているものです。

 

和田塚の後は、江ノ電に乗り、まずは長谷寺と高徳院(鎌倉大仏)に向かいました。長谷寺は雨の日でも観光客が多く見られ外国の方も多かったです。

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この大仏は国宝ですが、大仏の中(胎内)に入るという貴重な体験ができました。

 

江ノ電に乗り、最後の目的地である稲村ヶ崎に向かいました。

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稲村ヶ崎は、新田義貞が鎌倉を攻めた際、北条氏の反撃で攻めあぐねていた義貞軍が、潮の引いたこの地から鎌倉へ攻め入ったといわれています。また『太平記』という史料には、義貞は潮が引くことを念じ海に剣を投じたところ、瞬く間に潮が引いたという話も記されています。

 

この後、鎌倉駅へ戻り、本日の巡検を終えました。あいにくの天気でしたが、今回も楽しく学べたフィールドワークでした。また2年生と3年生との間で交流できた良い機会だったと思います。

2016年も皆さんにとって充実した1年になりますように!

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