学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

日本史コース

学内学術研究発表会のご報告

久々の投稿となりました。

 

突然ですが、皆さんは「大学の先生の仕事は何でしょう?」と聞かれたら、どんな答えを考えますか?

すぐに思い浮かぶのは、広い教室で大人数の学生相手に授業をしている風景ではないでしょうか。

大学の先生は、学生を教育する一方で、専門分野の研究もされています。

その最新の成果を論文という形で、または学会等で発表しています。

 

本学でも、先生方の研究成果を発表する場が設けられています。それが「学内学術研究発表会」です。

この発表会は年2回開催され、1回は大学院生が、もう1回は先生方が対象となっています。

1011日(水)に今年度2回目の発表会が開催され、日本史コースの木下昌規先生が発表を行いましたので、
その様子を取り上げたいと思います。

 

まず、木下先生のご紹介から。

木下先生は、本学の卒業生で、博士号を取得されています。

専門は日本中世史で、その中でも室町時代最大の戦乱である応仁の乱以降の室町幕府と将軍権力、
それに関係する幕府と朝廷の関係、そして織田信長について研究をされています。

【木下先生の最新の著書】

①『足利義晴』(戎光祥出版、2017年)

②『室町幕府将軍列伝』(「十代 足利義稙」および「コラム 足利義維」の執筆、戎光祥出版、2017年)

 

今回の発表会では、「戦国期室町幕府と大名の上洛・在京-足利義輝期を中心に-」という題目で発表されました。

 

 

発表会には、歴史学科の先生方や大学院史学専攻の院生が参加し、木下先生の発表を聞いていました。

今回は、学生ではなく先生にスポットライトを当ててお伝えしました。

大学は、単に学生が学ぶ場所ではありません。先生方も学生と同じように学び研究する場所であるということを知ってもらえればと思います。

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